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New York留学準備

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60歳還暦の誕生日に、New York語学留学開始予定。 出発までの準備期間のエッセイ連載中。
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#語学留学

退職告知をしたら、戦場で戦う覚悟ができた・・・New York留学準備・・・30

現在、2つの職場で働いている。 1つは週1~2日で、シフトのわがままがかなり利く、ありがたい勤務。 もう1つがメインの毎日勤務。 メインの方は、先日契約更新をし、9月末までとなる。 そして今回の更新を最後に、9月末で退職希望を出した。 わがまま勤務の方には、10月末の退職希望を出した。 渡米のために契約することがたくさんある一方、日本で解除・解約することも多い。1つ1つコマを進めていく中で、渡米への期待とワクワクが広がっていく半面、所属や収入、日本での居場所が無くなることへ

メールアドレスの断捨離・・・New York留学準備・・・27

職場からiPhoneを持ち帰り忘れたことを、帰宅してから気がついた。 我が家には固定電話がないので、もし離れて暮らす家族から緊急電話が入ってもでられない。しかも、普段からLINEを多く使っているので、とっさに電話番号がわからない。 さらに、いくつかある私のメールアドレスを、家族たちに伝えているかどうかも不明だ。 何より、1番よく使う、英会話アプリとLINEが使えないのは、困った。 帰宅後、PCから英会話アプリを試みたが、なんと、携帯アプリでしか使えず、PCでは勉強できなか

日本で実感する、New Yorkerの優しさと、塩対応への期待・・・New York留学準備・・・26

渡米日が決まっているので、そろそろ宿の手配をしなければと思い、 6年前に3週間お世話になった宿に、予約を入れた。 そして、宿滞在中に、シェアハウスを探すため、現地不動産屋さんに問い合わせをした。 更に、日本を発ってから、乗り換えのハワイに着いてすぐにiPhoneが使えるように、SIMの用意が必要なのだが、超機械音痴で何が何だかわからないので、AppleにSOS電話をした。 更に更に、通学予定の語学学校にも、申し込みにあたっての確認の連絡を入れた。 宿は数年前にリニューアルし

企業年金について・・・New York留学準備・・・25

今から40年ほど前の20歳前後の頃、5年間だけ某大手企業に勤めていたことがある。途中入社だったのだが、入社3週間後に10,000円のボーナスをいただき、半年後に満額をいただいた時には、一般事務員の倍だった。 業務自体は面白いとは言えなかったが、金額に関しては時代背景もあり、 財形貯蓄が面白いように増え、そのほとんどは、推し活に消えた。 退職する時に、 〝60歳になったら申請してください〟 と言われた年金があったのだが、20歳すぎの、脳内お花畑の私にはピンとこなかったし、現在

再びの年金相談・・・New York留学準備・・・24

前回の年金相談が、あまりにも不発だったので、出直した。 前回の古びたビルではなく、高層ビル群の一角で、銀行の2階のような、 静かで落ち着いた雰囲気。 よくってよ、よくってよ~。 受付で名前を告げると、爽やかお兄さんが 「お待ちしておりました」 と、丁寧に出迎えてくれた。 9:00の約束だったのだが、到着してから5分後、約束時間の10分前に呼んでくれた。 窓口の、ふくよかなS姉さんに、前回の相談事情を訴えると、可愛い声で「かしこまりました」 と言いながら、導入書類を作成し

聞いてほしいなぁ・・・New York留学準備・・・23

60歳で年金受給希望の為、年金相談に行ったのだが、 消化不良で出直すことにした。 前回と同じように、予約の電話をする。 ただ前回と違い、年金番号はもちろん、生年月日、現住所、電話番号、さらには1つ前に住んでいた住所などなど、個人情報を事細かに聞かれ、少々不気味だった。 やっと年金相談内容はどんなことかを聞かれたときには、 電話をかけてからすでに24分が経っていた。 〝~かくかくしかじかで~、相談に行って資料や用紙をいただいたのだが、多くの疑問点が残り、先へ進めない。同じ年

疑問点残りまくりの年金相談・・・New York留学準備・・・21

60歳の誕生日からNew York生活が始まる。 同時に年金受給を繰り上げて、60歳から貰うことにしたので、 年金事務所に相談に行ってきた。 年金相談の予約時間は9:00。 呼ばれて狭いブースに入ると、随分前に再雇用されたと思われる、おじいちゃんスタッフと、傍らに研修生として、すでに定年を迎えたであろう、おじちゃんスタッフがいた。 席についてすぐ、 ・59歳10か月と、59歳11か月で、退職すること(2つ掛け持ちなので) ・60歳の繰り上げ受給希望であること ・60歳の誕

年金相談・・・New York留学準備・・・20

一般的には65歳から受け取れる年金を、繰り上げて60歳でサッサと受け取る予定でいる。 今後の年金受給が先細りしていくことは明白だし、もしかしたら渡米後すぐに、三途の川を渡ってしまう可能性も0ではない。 死ぬ前に貰っておかなければという、卑しい根性丸出しなのである。 それに渡米後は超貧乏生活が目に見えて分かっているので、雀の涙ほどでも入金があれば有難い。 ただし私の場合は、未払いや免除の期間があったり、国保と社保が何度も入れ変わっているので、計算が複雑である。 しかも65歳では

パスポートの更新は見送り・・・New York留学準備・・・19

7か月後に渡米を控え、現在の私のパスポートの有効期限は2027年。 残り3年あるのだが、渡米後3年以内に一時帰国するかどうかわからないので、渡米前に10年有効物に作り替えたい。 けれど、有効期限を3年も残して、更新できるのかどうかわからず、せっかく出かけて行ってできなかったら無駄足になってしまうので、パスポートセンターに電話で問い合わせてみた。 オペレーターのおねえさんに 〝有効期限が3年残っているが、学生ビザで長期滞在だし、渡米後いつ帰国するかわからないので、渡米前に10

渡米まで8か月。さてさてさて、どうしたものか・・・New York留学準備・・・18

渡米まで8か月。まだ本格的な準備には至っていないにも関わらず、脳みそがパンクしそうだ。 とりあえず、学生ビザの申請手続き手順は何とか把握できた。 入学希望の学校に必要書類を送り、学費を入金する。さらに必要書類とデータを揃えてネット申請し、そのコピーを郵送して、返送を受け取る。 ここまでは理解できた。 さて、渡米後の住居はどうしたものか。 あちこちネット検索をしてシェアハウスを探しているが、サイトは多数あるものの、ピンとくる物件がない。 1か月のお家賃が、日本で必死に働い

経験値を1つ無くした・・・New York留学準備・・・16

ビザ申請に関しては、聞ける人が身近にいないので、ひたすらネット検索で調べているのだが、YouTubeやブログにあがっている情報の中には古いものがあり、✕(旧Twitter)が最新情報であることが多い。 YouTubeを見たときには、ビザ申請手続きの最後は、東京のアメリカ大使館、または大阪の領事館で面接をすると案内されていた。 ところが最新情報では、 ・14歳以降の米国VISA取得歴(行ってなくても取っただけでOK)がある、または、 ・ESTAで渡米歴がある人(年齢問わず)

学生ビザの申請手続き手順・・・New York留学準備・・・15

今度の渡米は、短期旅行ではなく、学生としての長期滞在なので、学生ビザが必要となる。 ビザ取得の手続きは、エージェントに頼めばやってくれるが、お家賃1か月分ほどの手数料がかかるので、自分でやることにした。 節約もあるが、どんな手続きをどうやってするのか、好奇心もある。 手順は、 ① I-20申請 入学希望の学校に申請書と必要書類を送り、費用を入金すると、 I-20(入学許可書)が送られてくる。 ② DS-160申請  アメリカ大使館のHPからオンラインで、DS-160(非

1つ1つ知っていく・・・New York留学準備・・・14

語学学校の申込用紙記入に、出だしから手が止まった。 専門用語を全く知らなかったからだ。 「I-20」「SEVIS」「USCIS」って何?から始まった。 まず「I-20」(アイトゥエンティー)は、学校が発行する入学許可書のこと。 「SEVIS」(セベス・セビス)は、Student and Exchange Visitors Information Systemの略。海外から来た留学生の身元を管理するネット上のシステムで、2001年9月11日の同時多発テロ事件後に作られ

語学学校申込書に、脳内「?」が飛び交う・・・New York留学準備・・・13

入学希望の語学学校から、必要提出書類の案内、スケジュール、料金リスト、諸注意などなどが添付メールとともに送られてきた。 申し込みに必要な書類は、 1 パスポートのコピー 2 残高証明書 → 過去3か月以内で120万円以上のものを英語で 3 申込用紙(APPLICATION FORM) 4 日本の学校の卒業証明書もしくは成績証明書 5 通学期間16週間希望の場合は合計$2000(※仮)。 6 SEVIS費をUSCISに$400(※仮)スタ