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浅草といえば...

浅草に遊びに行く理由、色々とありますよね。
浅草寺にお参りに。雷門を見に。
もんじゃや天丼など美味しいご飯を食べに。

そんななか私は寄席に行くために浅草に来ました。
浅草演芸ホール12月上席後半、初めてのひとりで寄席

はじめて寄席に行ったのが今年の5月の新宿末廣亭でしたが、それ以来7カ月ぶりの寄席。
しかも今回はひとりで行ってきました。

最近いろんなことがうまくいかず、気分が沈んでいました。
こういう時は笑おう!と思い、寄席を調べ始めました。


この浅草演芸ホール12月上席後半夜の部は
以前私が初めて寄席に行ったとき真打披露興行をされていた春風亭昇也さんが初めて主任を務めるということで、これもご縁だと思い。
ちょうどお休みだったので、初日である12/6(火)に行くことにしました。

昼夜入れ替え制ではなかったので、
お昼ご飯を近くにある定食屋さん「水口」さんで食べて
素敵な喫茶店「ローヤル珈琲店」で珈琲飲んでホッと一息ついたところで
14時に浅草演芸ホールの木戸(チケット売り場)でチケットを買い、中に入りました。
自由席なのですが、どこに座ったらいいかわからないので上手の5.6列辺りにひっそりと座りました。
(結局もっと近くが良くて3列目に移動しちゃいました。近かった〜!)

水口さんでミックスフライ定食&肉豆腐
定食屋さん行くとミックスフライ食べたくなるのは私だけでしょうか。
通いたくなるくらい美味しかったです!

今回出演されている方々が、youtube(桂米助師匠のヨネスケちゃんねるや神田伯山さんの伯山ティービー)で見たことのある方々ばかりで画面の中の人を生で見られる!というちょっとミーハーな感じもありつつ。

ずっと聞きたかった人間国宝、神田松鯉先生の殿中松の廊下。
ヨネスケちゃんねる、桂米助師匠の落語禁止法。
春風亭昇々さんの最終面接、涙出るほど笑ったなぁ。
ウクレレ漫談のぴろきさんはすっごく癒されました。
書き出したらキリがないので割愛しますが
聞きたかった、見たかった方達を目の前にしてすごく興奮しました。
本物だぁ〜って。

落語は内容わかるところとわからないところあるのですが、それでも楽しいです。
人の声、喋りを聞いているのが好きなんだと思います。


今回夜の部主任を務められた春風亭昇也さんの演目は「宿屋の仇討」
このお話はなにかご縁を感じるお話でして。

初めて行った寄席、この日真打披露興行でトリを務めていた春風亭柳雀さんが話されていたのをよく覚えています。

数日前たまたまApple Musicで春風亭一之輔さんの「宿屋の仇討」を聞いていたんです。

落語がお好きな方は、同じお話でも落語家さんによって表現の仕方とか違うのを楽しむのかも知れません。
私はまだ全然そこを楽しめるところまではいかないのですが💦

内容を理解している演目はこの「宿屋の仇討」くらいなので、この日昇也さんのも聞けて嬉しかったです。
仲良し3人組の会話のシーンは楽しくて、好きなお話しです。


14時に入って、21時前まで約7時間!
様々な芸に触れて、たくさん笑いました!
内容に集中しているので余計な雑念や不安、嫌な考えはその瞬間すっぽり抜けていて、ただただ楽しい!が頭の中を占領しているんです。
本当にいい空間です。

夜の浅草演芸ホール

終演後の心が満たされている感じがたまらず、また寄席に行こうという気持ちにさせてくれます。
12月中席の末廣亭のチケットは取っているのであと2回は行く予定です☺️
落語会とか独演会にも行ってみたいです。

もっと早くに出会いたかったと思う反面、今の私が出会えたからこそ、ここまでハマっているのかなとも思います。

たい焼きを食べながら1日を振り返ってみたら、本当にいい1日だったなぁと寒さなんて忘れてすっきりとした気持ちで帰りました。

初主任春風亭昇也さんののぼり

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