「日記はじめました」の理由

他人の日常って妙に面白い。まるでカメラ越しにその人を体験しているみたいだ。ぐいぐい読んでしまって、気が付けば読むのを日課にしているブログもあるほどだ。他人の日常に癒されているのだと思う。

外出自粛の影響で、仕事が減った。いや、外出自粛の影響で、新規の仕事が取りにくくなった。
こりゃー困ったな。暇だし、自分も日記を書こうかな、と午前中に思い立った。三日坊主で終わりそうだけど、坊主にならずに終わるよりは、坊主になってからやめたほうがましだ、と思う（なんかかっこよくね？）。

今日は楽しみにしていたネット通販の商品が来た。高島屋の塩辛たちだ。

通販を頼むのは配達員の皆さんに申し訳ないと思いつつ、つい頼んでしまった。正直めちゃんこうれしい。ちょっとサイズが思ってたんより小さいと思ったけど、でもうれしい。わーいと喜んだ。

塩辛は週末の楽しみにしておいて、昼食はツナのホットサンドにしよう！とウキウキして作った。思ったよりもマヨネーズの味が飛んでしまった。「うーん…。買い物の回数を減らしていてツナ缶は貴重なのに、うまく活用できなかった」と悲しみに浸る。

ご飯をたべると眠たくなって、午後に原稿を少し書いては「眠いなぁ」とTwitterにつぶやくか迷ってはやめるを繰り返す。

夕方ごろに仕事のエンジンがかかりだす。

夜ご飯を食べて、風呂に浸かり、ほっとする。
「一日一恥の原稿、どうしよう」と思いながら書いて、書き終わったら夫のヨガに参加した。「そうだ、外出自粛中の写真を撮って、写真集にするんだった」と思いだし、ヨガをしている夫を撮影して、夫から怒られる。怒られるとうれしくなる属性を持つ私は、「えへへ」と言って、撮影をやめて私もヨガに参加する。

その後夫が「あつまれ！どうぶつの森」をやりはじめる。一日が終わる。