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お父さん②

眠れないから、noteを書こうかと。

7月に入り、CTを撮った父。
肝臓に転移していた癌は、小さくなっておらず
抗がん剤が全く効かない+進行スピードがあり得ないほど早いということで、点滴での治療をするために入院になった。

本当は、その日にでも!と言われたけど
入院の準備や心の準備で、一度自宅に帰り次の日からになった。

父は自分の体だから、熱も続いてたし肝臓の辺りが硬く痛かったから覚悟はしてた。と言ってたみたいだけど…

付き添いで行っていた母も、姉もショック
私も仕事終わりに連絡をもらい、入院になるなんて思ってなかったから。帰り道、歩きながら涙が止まらなかった。
先週家に帰った時、一緒に庭に花の苗を植えたりしたばっかりだったのに。

入院当日は弟と、母が一緒に行ってくれて
病室から帰るエレベーターで、2人で泣いてしまったと言っていた。

まだ60代、
しかも、胃癌が発見されてからまだ一年位。
2/3切除して、転移を予防するために薬を飲んでいたのに。
肝臓に転移。しかも、数がすごく多い。

どうか、どうか、点滴が効いてくれますように
どうか、お父さんが笑える日が来ますように。
お父さんの中の癌が小さくなってくれますように。

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