黄金世代に生まれて
『黄金世代』
陸上ファンならぴんとくるこのワード。
そうです1997年組です。
早生まれの私は1998年生まれではありますが、学年は1997年つまり黄金世代と同学年の大学4年生です。
箱根駅伝といえば小さな頃は、かっこいいお兄さんたちが走っているのをテレビで応援するというわたしには遠すぎる存在でした。
それが駅伝ファンになり陸上ファンとなり、今では同学年の箱根最終走を現地にみにいくようになってしまいました。
なにか、不思議な縁を感じますね。
そんな私の心に響いたのはこの広告でした。
大学4年間を体育会水泳部のマネージャーとして過ごし、また、高校までは競泳選手として怪我などの挫折を味わった私が涙を流すのには十分すぎる号外裏でした。
マネージャー時代には、レギュラーに入れなかった選手をみてきました。
いっぱい頑張って苦労してでも入れなかった。そんな選手になんて言葉をかけていいのか自分の無力さを感じることも多々ありました。
大学スポーツはやはり4年生が主役です。
主役であるということは責任もついてきます。
その覚悟を持って箱根路を選手として給水として、付き添いとして、計測として、応援として、駆け抜けていった選手マネージャー全員に
『かっこよかったです、ありがとう。』と伝えたいと思いました。
『黄金世代』
そう呼ばれることに
『絶対エース』
そう呼ばれることに
いったいどれだけの重圧がのしかかっていたのか、私たちには知ることはできません。きっとわたしには到底耐えがたいプレッシャーだと思います。
この学年で良かった。こんなかっこいい同学年いない。そう思える選手の皆さんに出会えたこと。これも何かの運命でしょう。
そしてこれからの活躍を応援するのが私の楽しみでありこれも運命なのかもしれません。
ありがとう華の97年組。
第96回箱根駅伝
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