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わたしのことと学生時代


ちゃんとしてないミゾブチの学生時代についてです。

幼稚園:お遊戯やりたくない・ぬるい牛乳飲みたくない・昼休みは三輪車か巨大積み木やりたい。
小学校:とくに学校の思い出ない。学校の裏庭の山と一輪車がすき。
中学校:高校受験の勉強丸3年間とストイックすぎる万歩計毎日2万5000歩を達成するためだけの学校生活。毎日テトリス。
高校:アルバイト尽くし、教室の後ろの棚か黒板の下の段差に座って毎日ガルボ。
大学:最後くらいは学生をと思って2年間だけはサッカーサークルのマネージャー、3年生の時にロンドンに行って、4年生で帰ってきてからはインターン・アルバイト・就活。とくに授業とかをまともに受けた学校の思い出はない。5年生の夏に卒業して、就職するまでは旅行とフリーター。

こうやってまとめると本当に悲しくなってきました。パパママ学校にいかせてくれたのにごめんなさい。なにもパパママが望んだように学費を有効に使えた気がしません。

凝り性でいつも決まったなぞの自分ルールがあって、それを達成するにはなかなか友達と自由に予定とか組めないみたいな中学までの生活があって、さすがに高校以降はそういうのよくないなと思ってゆるんと暮らすようになってます。

自分史上一番マイルールの奴隷になっていたのが中学時代。私が通っていた学校は幼稚園から高校までの一貫校だったけど、どうしても小学6年生の後半から外に出たくて、中学受験は間に合わなかったから、小6の二月から受験が終わるまでの丸三年間はほとんど高校受験の記憶しかなく。

なぜか毎朝5時に起きて、頭が活性化するといわれていた起き抜けの無酸素と有酸素を30秒ずつ繰りかえす運動を5分間、毎朝お気に入りのバナナと明治の牛乳プリンをたべて、食べ終わった5:20から6:00まではステッパーに乗りながらテトリスと暗記系の勉強、30分で身支度をしたら7:15に家をでるまで曜日ごとに数学と英語のドリル。塾がある日は夕食を食べたらステッパーをしてから塾に、ない日は夕食前と21時からステッパー。なんでこんなにステッパーに載っていたかというと、なぜかこのころ毎日万歩計を持ち歩いており(今みたいに携帯についてなかった)、なぜか毎日2万5千歩歩くことを目標にしていて、ただの東京の中学生の暮らしでは一日二万五千歩は達成できないので、家にあったステッパーを占領して目標達成にいそしんでいました。塾のある日は夜のステッパーの時間をとれないので、学校の15分休みと昼休みに友達に隠れて、中学と高校の間にある誰もいない階段を上り下りして歩数を稼ぐ日々。私の中で軍隊時代と呼んでいる、結構頭がおかしくてお気に入りの中学時代です。

そのころのもう一つのお気に入りがインターネットでNYのカフェやベイクショップを検索することでした。もともとパンとか焼き菓子は好きで母親といろんなところに行っていて、加えてハードロックカフェとかコールドストーンとかアメリカンなお店に行った時からアメリカンなどでかいスイーツにはまりだし、NYにはかわいいベーカリーやアメリカンなスイーツがたくさんあるんだとインターネットで夢を膨らませてました。軍隊生活の合間、中学二年生の時に親にねだって初めて3泊5日のNY旅行をHISのお年玉企画でがんばってゲット。2007年とかに生まれて初めて行った2月の極寒のニューヨークで、寝るまも惜しんでパンを買い集めスイーツを食べまくりスーパーのジャンクなお菓子をスーツケースぱんぱんに買って持って帰ってきました。ess-a- bagle、city bakery、whole foods、DEAN&DELUCA、shake shack、jaques torres、Zabers。中でも憧れのlevian bakeryの巨大クッキーとclinton baking companyのブルーベリーパンケーキとビスケットは今でも世界で一番大好きな食べ物です。(いまでは日本で食べれるものもたくさんあるけどやっぱNYでだからこそ食べたい)levain bakeryのピーナッツバターチョコが入ってるやつ、あした死ぬならあれを吐きそうになるまで食べたい。

軍隊生活を終えて、いろいろ自分のストイックさに反省してフレンドリーにやり始めた16歳の高校時代から、ふらふらっとしてた大学時代、会社を26歳で辞めるまでの10年間は、いろんな人となかよくやることとかいろんな自分の好きなことにふれたりとか、多少社会性を身につけられた時期ですごく大切な時期だったなと思うけど、同時になにかひとつ自分のきまりごとを追及できた時間もなくて、楽しいことはたくさんあったけど、同時に達成感とかやりがいとかもあんまなくて、私の中ではそんなにおもしろかった時代ではないなと振り返ると思います。まあはたから見てた人からしたらそれでも十分自分のことばっかやってたじゃんって言われるかもしれないけど。

去年自分のお店を小伝馬町に開くまで、何度も何度も自分がどこかで選択を間違えたなって思ってました。

高校入学の時に、もう一つ受かっていた国立高校に進んでいたら、
高校に入ってすぐの頃、行こうと思っていたアメリカの大学への進学をがんばっていたら、
大学の進路選択で、建築家以外で資格が取れて女でも仕事につながりそうっていう理由だけで、特に何も調べずに法律学科を選んでいなかったら、
留学もただ行きたい場所ってだけでロンドンにしたし、
就職先も、新卒一括採用だけじゃなかったかもしれないし、就職してからも何度も何度も別の学校に行きなおそうと考えてたし(実際にいったとこもあたし)

結果論でしかないけれど、今日この時点では、しかもほんのつい最近ラフォーレのお店を開けたぐらいから、全部のこれまでの選択とか進んできた道があってよかったなってわかってきたけど、ほんとに最近までもっとなにかしっくりくる進路があったんじゃないかって、選択まちがえちゃってもうこの先の人生ずっと自分がいきたいようなところにはいけないんじゃないかって、後半の学生生活については特に思ってました。(まあ中学とかもほぼ記憶にないし、学校ていう意味ではずっとか)

いまもまだずっと学校というが学業?アカデミックへの憧れなのかコンプレックスがあります。
いつか自分も学業だけに専念するような時間を過ごしてみたいなって、なにかすごく学びたいことがあって、授業に行くのが楽しみで、図書館とかで熱中しちゃったり、論文とか書いちゃうような、しかもかっこいいみんなが知ってるような学校で!
わたしは本を読んだり調べものしたり勉強するの好きなのに、なんでアカデミックできないんだろう、テーマがみつかってないだけなのかなーってまだ思います。最近はちょっといろいろ楽しくて忘れてるけど。(笑)
そもそも学校というものが性に合ってなくて行けないのかなとも思うし。
なんかいつか、仕事の時間とか気にせずに、自分が学びたいこととか深めたい考えだけに熱中するような時間が、将来いつかどこかであったらいいなとは思います。

まあ、そんな感じでした22歳まで。
だからほんとに今ovgoにいてくれるみんなはいろいろすごいなーって思ってみてて、心の底から応援してます。それぞれやってみたいことがあったり、バイト先のovgoのことをすごく考えてくれて助けてくれたり、なによりほんとにしっかりしてて頼れて。20のときのわたしだったら、そんなにしっかりしててかわいくてキラキラしてるみんながまぶしすぎて、おしゃべりすることもできなかったかもしれないです。
ほんとにうちのみんなはすごいんです。


でもやっぱりいつか楽しくて充実感のある学生時代をいつか送ってみたいです!あこがれる!!!


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