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キッチンカー体験記|クレープ屋を開業してから廃業するまで

こんにちは。カケハシフードトラックという事業をしているゆきちと申します。キッチンカーの出店場所を紹介したりしています。

note公開後、多くの方にスキと評価していただきまして、本当にありがとうございます!!

思いのままにパソコンに向かっていましたが、たくさんの人が「タメになった」と言ってくれて、この記事を書いてよかったです。

(以下読者の声)

これ以外にも本当に多くの方から、お褒めの言葉をいただきました。これだけの人が評価してくれています。興味があればぜひご購入ください!!


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この記事で書いたことは、僕が実際にキッチンカーで8ヶ月クレープ 屋として実働した記録です。


「始まり」から「終わり」まで、そのときの気持ちが正直に書かれています。

経験談_アートボード 1

こんなことを思っている人にはピッタリです。


この記事の一番の目的は「キッチンカーだけで生きていこう!!」と今考えている人に、ちょっと冷静になってもらうことです。


もちろんキッチンカーが悪い仕事だということではなくて、想像以上に儲からない厳しい仕事だということを伝えたいのです。


僕は強い気持ちでキッチンカーを始めましたが、200万円近くをかけてこの厳しい「事実」を勉強することになりました。


これからキッチンカーを始めようとする人は、僕みたいに勉強代に200万円も支払う必要はありません。失敗した経験は僕だけで十分です。

これから17,000文字をかけてすべてを話していきます。


200万円なんてかけてないでください。この記事の1,500円でもう十分です。


ぜひ最後まで読んでいただいて、

「本当にキッチンカーをやるべきかを考えてみてください。


これから僕は厳しい事実をたくさん言います。この記事を読んでなお『キッチンカーがやりたい!!』と思ったのなら、その覚悟は本物です。

この記事を読んで「キッチンカーはやめておこう」となるのが普通だと思っています。


そして『キッチンカーをやりたい』と思った人には、自信を持ってどんどん進んでいって欲しいです。

それではどうぞ!

日記_アートボード 1

まずは僕がキッチンカーを始めるまでからを振り返ってみます。


1 キッチンカーを開業するまで


 ⑴ キッチンカーとの出会い


サムネイル_アートボード 1


僕がキッチンカーを始めようと思ったきっかけは、街のホームセンターでたまたま見かけたキッチンカーです。

僕がやっていたキッチンカーと同じように、その車は小さい軽バンタイプのもので、可愛い感じのクレープ屋さんでした。オーナーは僕よりちょっと年上で30代後半くらいです。


当時の僕は「自分の好きなことを仕事にしたい」と消防士をやめて、何をして生活していこうかを考えている真っ最中でした。


そんなときに偶然目の前に現れたキッチンカー..

いろんなことが頭の中をめぐります。


『これは…自分の好きなときに働ける』

『自分の好きなように経営できる』

『すべては思いのまま..クレープ作りも楽しそうだ』

『おお!これだ!』


..気付いたら、ネットでキッチンカーのことを調べまくっていました。

つまり深くは考えずに、そのときの「思いつき」でキッチンカーを始めてみようと思ったわけです。

そしてこのときはキッチンカー、ひいては飲食業の厳しさといいうのもをイメージすることは全くできませんでした..


 ⑵ 具体的な準備


キッチンカーを始めようと思い立ったときに、最初にはじめたことはリサーチです。

現代人なので、まずは先人たちのキッチンカー評判をネットで探しました。


まあインターネットにはいろんなキッチンカー情報があるんですね!!(この記事もそのひとつですが)


キッチンカービジネスというのは、今もそうですが、「キッチンカーを作らせるとき」に一番儲けることができるんです。

それはそうですよね。

数百万円という大きなお金が動くわけですから。


今思うと、各社あの手この手で、キッチンカーをうちで作らせようと戦略を立てています。

(これが悪いことという意味ではありません)


当然僕もいろんなキッチンカー製作会社を見るわけですが、まず見たいと思った情報は

『キッチンカーは大丈夫なの?生活していけるの?』

という情報でした。


もちろん各企業の戦略として「キッチンカーをはじめたい!」と思ってくれないことには、キッチンカーが売れないので


「キッチンカーはこんなに可能性があります!」

「実際にキッチンカーをやっている人は1ヶ月でこんなに利益を上げています!」

「今後は3蜜を避けるためにキッチンカーが活躍します!」

どこを探しても「キッチンカーを今始めるべき!!」という宣伝を出していました。


僕もそうですがキッチンカーを検索する人ってそもそも「キッチンカーを始めたい」と思っているんで、情報に背中を押してもらいたんですよね。


『やっぱりキッチンカーはいいんだ!俺の考えてることは間違ってない!』

こう思いたんです。


しかしこの記事ではあえて言います。


キッチンカー本当にはじめますか?

僕もキッチンカーから仲介料をいただく仕事をしているので"キッチンカーを始める人が増えた方が都合がいい"のですが、それによって人生を狂わされる人が増えるのは嫌なんですよ。


キッチンカーの厳しいこと、リアルを本当の意味で知ってもらって、それでも「やりたい」という方をサポートしたいんです。

『儲かりそうだな』くらいの気持ちだったら、おそらく儲からないしツラいだけなので、その人のために『やらない方がいいですよ』って言います。


.. すいません。話が脱線したので戻します。


そんなインターネットの情報を見て、僕は「やっぱりキッチンカーはいいんだ!やりたい!」と思って、その日から行動に移ります。

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