
キッチンカー体験記|クレープ屋を開業してから廃業するまで
こんにちは。カケハシフードトラックという事業をしているゆきちと申します。キッチンカーの出店場所を紹介したりしています。
note公開後、多くの方にスキと評価していただきまして、本当にありがとうございます!!
思いのままにパソコンに向かっていましたが、たくさんの人が「タメになった」と言ってくれて、この記事を書いてよかったです。
(以下読者の声)
キッチンカーを続けられる人
— やのけん (@yanoken32) October 11, 2020
・飲食業が死ぬほど好き
・車自体がデカイ
ゆきちさんのこれからを知れて面白かった!キッチンカーをただ辞めた訳じゃなく、業界の発展にチカラを入れてるんですね!頑張って欲しい☺️ https://t.co/Fte53zGYq8
すばらしい記事だった!
— イケハヤ@ビジネス系YouTuber (@IHayato) October 11, 2020
キッチンカー体験記-クレープ屋を開業してから辞めるまで-|ゆきち @yuki_one2 #note https://t.co/UNM9Oh66rJ
モバイルハウスをキッチンカー仕様に改造して営業許可まで取ったけど、断念してサラリーマンになる決断をしてよかった。
— しうん (@shiunch) October 11, 2020
キッチンカー体験記-クレープ屋を開業してから辞めるまで-|ゆきち @yuki_one2 #note https://t.co/VnswbAoYJg
移動販売始めようとする人は必読
— みずゆう@複業パパ (@mizushi358) October 11, 2020
僕は8年弱この業界にいるけど、毎月100万稼げる人は一握り。
キッチンカー体験記-クレープ屋を開業してから辞めるまで-|ゆきち @yuki_one2 #note https://t.co/QgRbMteCxD
これ以外にも本当に多くの方から、お褒めの言葉をいただきました。これだけの人が評価してくれています。興味があればぜひご購入ください!!
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この記事で書いたことは、僕が実際にキッチンカーで8ヶ月クレープ 屋として実働した記録です。
「始まり」から「終わり」まで、そのときの気持ちが正直に書かれています。
こんなことを思っている人にはピッタリです。
この記事の一番の目的は「キッチンカーだけで生きていこう!!」と今考えている人に、ちょっと冷静になってもらうことです。
もちろんキッチンカーが悪い仕事だということではなくて、想像以上に儲からない厳しい仕事だということを伝えたいのです。
僕は強い気持ちでキッチンカーを始めましたが、200万円近くをかけてこの厳しい「事実」を勉強することになりました。
これからキッチンカーを始めようとする人は、僕みたいに勉強代に200万円も支払う必要はありません。失敗した経験は僕だけで十分です。
これから17,000文字をかけてすべてを話していきます。
200万円なんてかけてないでください。この記事の1,500円でもう十分です。
ぜひ最後まで読んでいただいて、
「本当にキッチンカーをやるべきか」を考えてみてください。
これから僕は厳しい事実をたくさん言います。この記事を読んでなお『キッチンカーがやりたい!!』と思ったのなら、その覚悟は本物です。
この記事を読んで「キッチンカーはやめておこう」となるのが普通だと思っています。
そして『キッチンカーをやりたい』と思った人には、自信を持ってどんどん進んでいって欲しいです。
それではどうぞ!
まずは僕がキッチンカーを始めるまでからを振り返ってみます。
1 キッチンカーを開業するまで
⑴ キッチンカーとの出会い
僕がキッチンカーを始めようと思ったきっかけは、街のホームセンターでたまたま見かけたキッチンカーです。
僕がやっていたキッチンカーと同じように、その車は小さい軽バンタイプのもので、可愛い感じのクレープ屋さんでした。オーナーは僕よりちょっと年上で30代後半くらいです。
当時の僕は「自分の好きなことを仕事にしたい」と消防士をやめて、何をして生活していこうかを考えている真っ最中でした。
そんなときに偶然目の前に現れたキッチンカー..
いろんなことが頭の中をめぐります。
『これは…自分の好きなときに働ける』
『自分の好きなように経営できる』
『すべては思いのまま..クレープ作りも楽しそうだ』
『おお!これだ!』
..気付いたら、ネットでキッチンカーのことを調べまくっていました。
つまり深くは考えずに、そのときの「思いつき」でキッチンカーを始めてみようと思ったわけです。
そしてこのときはキッチンカー、ひいては飲食業の厳しさといいうのもをイメージすることは全くできませんでした..
⑵ 具体的な準備
キッチンカーを始めようと思い立ったときに、最初にはじめたことはリサーチです。
現代人なので、まずは先人たちのキッチンカー評判をネットで探しました。
まあインターネットにはいろんなキッチンカー情報があるんですね!!(この記事もそのひとつですが)
キッチンカービジネスというのは、今もそうですが、「キッチンカーを作らせるとき」に一番儲けることができるんです。
それはそうですよね。
数百万円という大きなお金が動くわけですから。
今思うと、各社あの手この手で、キッチンカーをうちで作らせようと戦略を立てています。
(これが悪いことという意味ではありません)
当然僕もいろんなキッチンカー製作会社を見るわけですが、まず見たいと思った情報は
『キッチンカーは大丈夫なの?生活していけるの?』
という情報でした。
もちろん各企業の戦略として「キッチンカーをはじめたい!」と思ってくれないことには、キッチンカーが売れないので
「キッチンカーはこんなに可能性があります!」
「実際にキッチンカーをやっている人は1ヶ月でこんなに利益を上げています!」
「今後は3蜜を避けるためにキッチンカーが活躍します!」
どこを探しても「キッチンカーを今始めるべき!!」という宣伝を出していました。
僕もそうですがキッチンカーを検索する人ってそもそも「キッチンカーを始めたい」と思っているんで、情報に背中を押してもらいたんですよね。
『やっぱりキッチンカーはいいんだ!俺の考えてることは間違ってない!』
こう思いたんです。
しかしこの記事ではあえて言います。
キッチンカー本当にはじめますか?
僕もキッチンカーから仲介料をいただく仕事をしているので"キッチンカーを始める人が増えた方が都合がいい"のですが、それによって人生を狂わされる人が増えるのは嫌なんですよ。
キッチンカーの厳しいこと、リアルを本当の意味で知ってもらって、それでも「やりたい」という方をサポートしたいんです。
『儲かりそうだな』くらいの気持ちだったら、おそらく儲からないしツラいだけなので、その人のために『やらない方がいいですよ』って言います。
.. すいません。話が脱線したので戻します。
そんなインターネットの情報を見て、僕は「やっぱりキッチンカーはいいんだ!やりたい!」と思って、その日から行動に移ります。
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