カヤックで知床半島一周⑫（３日目に突入！）

３日目の朝も、難なく３時３０分頃に起き（むしろ、明るすぎて寝てられない）、わさわさと巨大サンドイッチの朝ごはんを食べ（全部食べたら身体が重くなるので半分だけ食べる事を学ぶ。。なんでも体験。苦笑）サクサクとテントを片付け、、、と言いたいところですが、実は昨日のテント初お片付けは、オホーツク老人（チームリーダー）に全面お手伝いいただいてたので、いざ自分たちでやる気満々だったのに、
「え？あれ？　袋に入らないよね。。これ。。そっか。もう一回畳もう。」
「ん？え？なんでやろ。絶対無理ちゃうん。こんなん。」
・・・・・・あんなに簡単そうに入れてたオホーツク老人。。やはりただモノではない。。（( ´∀｀ )

という事で、最年少の元気男子くまちゃんに「お願いしまーす！」と手伝ってもらう。。そしてやはりすんなり入る。。。ムム。。。なんか悔しい。

朝もやの中、スタートした出発準備。
出発する５時半頃にはすっかり明るくなっていて今日も良い天気だー！と
嬉しくなる。３日目にして楽しみが本格化してくるという感じ。

まぶしくなった朝日を受けていざ出発♪　

この日はとにかく滝づくし。男滝から始まって女滝、名もない小さい滝もたくさん! 見ているだけで涼し気なんですが、カヤックの良いところはクルーズと違ってかなり近くまで寄ってみる事が出来るってことです。
↓こんな眺めからグングン近寄っていって

↓こんな感じにまで近寄れる！（ほんとはもっと近寄ったけど画像無）
注意しなきゃいけないのは、やはりヒグマがいる事があるから周りをしっかり見ながら近寄るという。。　

とにかく漕ぐのに少し余裕が出てきたこともあって、圧巻の景色を堪能。
この辺りは地層もすごいので素人目にもウットリしてしまう。

途中、この辺りの沖に出没する大量のシャチ（今年は数百頭のシャチがやってきてたらしい。。。）やクジラを見る観光クルーザーに出会う事も何度かあり、和やかに「おーい！」とか手をふってますが、実はその度に彼らが進むことで出来た大波をうまく乗り切るのに若干顔がこわばる。。。横に受けるとまあ、ひっくり返るだろう波。
気の良い船長は、カヤック隊を見るとスピードを下げて少し迂回してくれるらしいけど、無視してそのままゴーッといっちゃう船の後は、かなり危ないらしいです。。今回はどの船長さんも穏やかに進めてくださって、、ほっ。

この日もたくさん進んで到着したのは、なんと「マムシ岩」
そうです。マムシさんが沢山いると言われている岩場。。。蛇が生き物の中で一番苦手な私はもうこれだけが不安だった。
「たくさんいるらしいのは、あの大きな崖の向こう側なので、こっち側では（ガイドさん達も）見た事ない。　まあいたとしても昼間に石の上で日向ぼっこしてるだろうから、踏まないように注意すれば大丈夫。血栓はもってきてるから～」　と言われても。。。出会いたくないっ。　
さて、、そんな最後のキャンプ地「マムシ岩」　どんな滞在になるやら。

続く。