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カヤックで知床半島一周⑤(初日から予定外!?)

オリンピックも始まって、なんとなく日常にスポーツが取り込まれた感じしませんか? 開会式を観てやっとオリンピックモードになった私ですが、知床の余韻は全く消えていません。むしろ煽ってますか?というくらい。
。。。と言う訳で世に反して一人盛り上がり、進めます!

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出発した相泊漁港は波が少しあったものの、まだ全員元気で景色を楽しみながら漕いでます。天気は曇りというか霧が出ていて少し肌寒さもあり。
海水に触れてみると、、びっくりするくらい冷たかったのを覚えてます。

実はこの辺りは霧や霜が降りやすいようなのですが、それをカバーする圧倒的なインパクトのある温泉があります。 
今回は入ってないから残念ながら写真は無いんですが、アイヌ語で熱いという意味の「セセキ温泉」(ググってみて!すごいとこにあります。)海岸にせり出した形である自然にできた温泉なので干潮時には熱すぎて入れず、満潮時には海の中!限られた時間にしか入れない貴重な温泉は、行ってみる価値ありかと。。(私達は残念ながら出発地点だったので入る時間無し。でも入る場合は問い合わせして予約?した方が良いかも)

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と言う訳で小寒い根室海峡を颯爽と進むシーカヤック。いや~ほんとに気持ちよかった。。静かな海の上を、パドルが水をかくパチャパチャという音だけが聞こえる。(実は、漕ぐのがうまい人はその音さえほとんどない。。。だから自分のパドルの音です。。はい。)

少し進んだところでバディーの爺が「お。熊がいるな。あそこ」と、早速ヒグマを見つけた様子で私にその方向を指してくれるけれど、素人で近眼の私には全く見えず。。。正面を時計に見立てて「11時の方向。下の方に木が茂っているあたり、茶色いもの」と元自衛官らしく(笑)適格な場所を教えてくれて、ようやく茶色いのがもぞもぞ動いているのが見えた。(下記画像(スマホ)でも全くわからん。。) この距離で見るととても小さく可愛く見えたのですが、かなり大きな熊だったとのこと。  これは、、、素人ならもっと近くで見よう~と近づくはず。 これが怖い。
実は熊は相当早く泳げるらしく、私達のカヤックのスピードなら簡単に追いつけるらしい。。。

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なだらかな海が続いた後、少しづつ波も大きくなってきた。でもシーカヤック初心者の私としては「こんな感じが続くのね。。頑張らねば」と勇み一人盛り上がっていました。 実際はどうやら、爺の馬力でそれなりに漕げてる気になっていただけのようでしたけどね。・・

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そして、、そうです。私のカヤックには爺が仕込んでくれたオヤツ袋が目の前でいつも私を見守ってくれていました。どんな波にもどんな水にも耐えて・・私に休息の癒しを与え続けてくれてました。当然、4日目には無残な姿でしぼんでましたが。

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そして10キロ地点でお昼休憩。この時点ではまだ10時頃。(早っ)お天気も良くなって来てるので「ペキンノ鼻」と呼ばれる一番の難所を予定通り超えられる?!と期待していましたが、どんどん波が高くなってきて、ランチを食べながら様子を見ることに。

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ランチは、朝に水を入れて積まれていたアルファ米。 
私はチキンライスをいただきました。かなりボリュームあって味はそれほど濃くないけど具もちゃんと入っててそこそこ美味しかった! 何よりお腹空いてるとなんだって予想以上においしい。

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と言う訳でお昼を食べた後の私達。 しばらく様子を見るのに費やした時間をどのように過ごしたか。 次回、ご紹介します。

まだまだ続くんだけど。
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→①話から読みたい人はこちらからどうぞ

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