見出し画像

宅建と登録販売者の資格試験はどちらが難しい?

おはようございます!Yukiです!

今回は、宅建(宅地建物取引士)と登録販売者の資格試験はどちらが難しいのかを解説したいと思います。

宅建と登録販売者は両方とも人気のある資格で、就職のためにこれらの資格を取得しようと考えている方がいらっしゃると思います。

とはいえ、難易度や就職のしやすさが気になって一歩踏み出せないかもしれません。

今回の記事では、2021年に宅地建物取引士と登録販売者の資格試験に合格した筆者が、どちらが難しいのか、またオススメであるかを考察します。

ぜひ最後までご覧くださいませ。

動画の撮影も行いましたので、映像や音声で学習したい方はこちらも参考にしてみてください。

なお、私が宅地建物取引士と登録販売者に合格した方法は下記で触れています。

宅建の方が登録販売者の10倍難しい

結論から申し上げると、宅建の方が登録販売者の10倍難しいです。

主観的な感覚として、これくらいの差があります。

そう言い切れる理由を3つ紹介します。

・宅建は年に1回しか受験できない
・宅建は相対評価の試験である
・宅建は理解するのに時間がかかる

まず1つ目に、宅建は年に1回しか受験できません。

不合格になると、リベンジできるのは1年後になります。これって結構な時間ですよね。

それに対して、登録販売者の試験は、各都道府県によって試験日が設定されており、併願しようと思えば、1年に複数のチャレンジをすることができます。

社会情勢によって、居住地で開催される試験にしか申し込めないかもしれません。それでも年に複数回の試験日があるのは宅建との大きな違いです。

なので1年に挑戦できる回数の少なさから、宅建の方が難しいと言えます。

2つ目に、宅建は相対評価の試験であるからです。

宅建は、受験者の上位約15%に合格ラインが設定され、それ以上の点を取らないと合格できない相対評価の試験です。

一方で、登録販売者は、絶対評価の試験であり、120点中84点以上(各分野で足切りあり)を取れれば合格できます。

一見すると、足切りが設定されている登録販売者のほうが厳しいと思うかもしれません。しかし、合格率を見ると、宅建は約15%であるのに対し、登録販売者は約40%もあります。

つまり、頑張れば合格できる確率が高いのは登録販売者であり、宅建はそれよりも厳しい合格率なので、宅建の方が難しいと言えるのです。

3つ目は、宅建は理解するのに時間がかかるためです。

宅建は、法律系資格の登竜門と言われているだけあって、数字や語句の暗記量もなかなかですが、そもそも法律の趣旨や言葉の意味を理解しないといけない場面が多く、そこに膨大な時間を要します。

理解がおろそかになっていると、暗記の精度がぶれて、最後の2択で間違えることが増え、合格点に届かないなんてことがあるのです。

合格するためには、理解をして暗記しないといけないため、マジで時間がかかります。

他方で、登録販売者の試験も薬機法などの法律が出てきますが、意味を理解するのはさほど難しくなくて、合格するための観点から言うと、暗記だけでクリアできるのが正直な感想です。

語句を覚えれば合格できる登録販売者に対して、法律の理解かつ暗記を正確に行って初めて合格できるのが宅建なのです。

これらの理由から、宅建の方が登録販売者の10倍難しいと主張します。

宅建は34点しか取れなかった

私の自己採点結果を見ても、宅建の方が難しいと言えます。

宅建は50点満点の試験で上位約15%になるように合格点が定められます。

2021年は割と難しい年だったため、合格点が34点になりました。

本試験問題につけたマークをもとに、自己採点すると34点だったため、合格のボーダーラインだったというわけです。

プライベートも犠牲にして、法律を理解しようと頭がグルングルンになるほど勉強した結果でも、これくらいの点数しか取れませんでした。

登録販売者は109点で合格した

では、登録販売者の方はどうだったのかと言うと、109点で合格しました。

120点中の109点ですので、9割以上で余裕のクリアです。

宅建ほど力を入れて勉強をしていないのに、満点をとった分野があるくらいの上々の結果でした。

これくらいの点数をとったぞ。などと決して自慢をしたいとかではなくて、数字に注目してほしいのです。客観的に見て、宅建の方が難しく見えませんか。

得意不得意があったかもしれませんが、必死こいて勉強してボーダーだった宅建とあまり力を入れずに勉強して9割超えの登録販売者。

自己採点結果から、資格試験の難易度として宅建の方が難しいのは明らかでしょう。

宅建と登録販売者はどちらが良いのか

じゃあ、宅建と登録販売者はどちらが良いのかというと、宅建の方がおすすめです。

なぜなら、宅建の方が社会的信用が高く、価値が高いからです。

宅地建物取引士は不動産取引のスペシャリストになれる国家資格であり、宅建士しかできない独占業務があります。また難しい試験との認知度が高いことから、取得していると信用力もアップします。

そのため、宅建士を持っていると、コツコツ頑張れる人だと評価されて就職しやすいと思います。

また、それぞれの資格手当の額を考慮しても、宅建は月に数万円出ることも珍しくないので、価値が高いと言えるでしょう。

もちろん、就職先が全く異なると思いますので、こっちが絶対に正しいというわけではありません。

将来的にどうなりたいのかを考えて、挑戦するべきだと思います。

特にこだわりがない場合は、宅建の方が難しくて評価も高いと思いますので、宅建で良いと思います。

宅建と登録販売者に合格しよう

今回は、宅地建物取引士と登録販売者の試験はどちらが難しいかを考察しました。

私の点数から見ても、宅建の方が難しく、体感値として登録販売者の10倍の難易度があります。

また、就職のしやすさで言うと、業界が異なるので一概には言えませんが、世間的評価の高い宅建が有利だと思います。

これから挑戦したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

なお、私が1年の間に、宅地建物取引士と登録販売者に合格した方法は、下記で触れています。

https://note.com/yukibodymakeblog/n/na5dffdc2a1d2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?