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美術館が好きな理由

美術館や博物館に行くのが好き。

休日は何して過ごす?と聞かれた時に、まっさきに思い浮かぶ返答。

なぜか?と聞かれてもハッキリした答えを出せずにいたけれど、最近少しだけその答えがわかってきた気がします。


なぜ美術館・博物館が好きなのか


気になった展覧会や好きな美術館の情報は、メモに残していて、休日にはそれらの中から選んで出かけるし、初めて訪れる旅先に、美術館や博物館がないか必ず調べる私。

いつから頻繁に通うようになったのか覚えていないけれど、大学で芸術系の科目を履修したり、フランスについて学んだりするうちに、興味が出るようになりました。

フランス留学中に訪れた装飾芸術美術館


芸術鑑賞をしながら旅をしている


友人から、美術館に行ったら何を考えながら作品を見てる?と聞かれて以来、「そういえば、何を考えているんだろう」と意識するようになり、たどり着いた答えのひとつが、これ。

異文化に触れ新たな学びや出会いを求めて旅をするのが好きな私にとって、芸術鑑賞をすることで、時空を超えて旅をしているのかもしれない、と思います。


作品を見ながら、過去を生きた人々が見た風景や出来事を想像して、当時の世界を垣間見るのが面白い。

特に風景画を見ている時は、キャンバスからはみ出した周辺の様子を妄想して、自分もそこにいるかのような感覚になる。

だからこそ、当時の様子がそのまま残っている邸宅美術館が特に好きなんだと思います。

毎年複数回訪れる大好きな東京都庭園美術館
19世紀パリの空間が残るジャックマール=アンドレ美術館


歴史や文化を学んでいる


大学で国際文化学科で世界の文化や芸術を学び、言語を含めて異文化を知ることが好きな私。

展示されている資料や作品から、当時の人々の暮らしや習慣、歴史的な出来事などを学ぶのが楽しいのも、美術館・博物館が好きな理由のひとつだと思っています。

そのため、国や時代を限定したテーマの展示や、情報量の多いマニアックな企画展が大好き!
(逆に、抽象的なテーマや海外の有名美術館の作品が来日するような企画展は、どれだけ評判が良くても興味を示さない。。笑)


例えば、大阪の万博記念公園内にある『国立民族学博物館』は、私が大好きな民族衣装や服飾文化に関する展示が豊富で、1日では足りないほどでした。

民族衣装がたくさん見れる国立民族学博物館


大英博物館やルーヴル美術館のように、それぞれの国や地域、時代ごとに圧倒的な資料数のある大規模な美術館・博物館は、時代の流れや同時期の作品の類似性などを比較できるので、もちろん大好き…!

先史時代から現代までの資料を包括する大英博物館


マインドフルネス的な効果があるかもしれない


美術館で、目の前の作品を見て、思うがままに感じて、さらには当時の世界に妄想トリップをするのは、マインドフルネスのような効果がありそう…と感じています。

呼吸とか意識の面では違うのかもしれないけれど、芸術鑑賞に集中することで、漠然とした不安やストレスから解放される感覚はある。

私にとっては、美術館・博物館に行く目的に、解放やリラックス効果もある気がしています。


訪れた美術館・博物館 紹介


せっかくなので記録がてら、今まで訪れた美術館・博物館の写真をいくつかご紹介します。


日本

@東京

収蔵品も豊富で建物も美しい東京国立博物館
アクセサリーミュージアム
東京駅からすぐ無料で楽しめるインターメディアテク


@富山

富山市ガラス美術館


@北海道

小樽芸術村にある西洋美術館


フランス

@パリ

ルーヴル美術館
オルセー美術館
モネの『睡蓮』のパノラマ展示がある、オランジュリー美術館
無料とは思えない展示が見られるプティ・パレ
パリの新スポット オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ


@ディジョン

留学で住んでいた街・ディジョンのこぢんまりとした マニャン美術館


@ナンシー

アール・ヌーヴォー発祥の街にあるナンシー派美術館


英国

@ロンドン

陶器とファッションの展示が美しすぎた、V&A美術館


ニュージーランド

@ウェリントン

ニュージーランド国立博物館 − テ・パパ・トンガレワ
マオリの芸術が楽しめる オークランド美術館


アメリカ合衆国

@ニューヨーク

メトロポリタン美術館
MoMAと呼ばれる ニューヨーク近代美術館

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