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大人の休日倶楽部パスで「海里」に乗ったよ

50歳以上が会員になれるJR東日本の「大人の休日倶楽部」。年会費を払うとJR東日本管内の新幹線や特急が安くなる他、年数回発売される会員専用の乗り放題きっぷ「大人の休日倶楽部パス」が買えるのだ。

今回、そのパスを使ってちょこっと旅してきたのだけれど、その中でも印象深かった快速列車「海里」についてご紹介しようと思う。

「海里(かいり)」は、上越新幹線の終点新潟と山形県酒田の間を走る快速列車。主に金土日の週末に運転されている。全車指定席で、指定料金は840円。その他に乗車券も必要だが、期間内であれば青春18きっぷでもOK。

本来であれば、もちろん全区間に乗りたいところ。なのだけれど、今回は日程が決まったのが結構ギリギリだったので、「海里」は満席sold out。だがしかし、諦めずに何度かチャレンジすると、キャンセルが出るかも知れないよね。

9/9(金)の朝、上越新幹線「とき」の一番列車で東京を出発。この時点では、まだ「海里」は確保できていない。

新潟駅到着後、まずは先行の列車で村上まで進む。この列車内でスマホから数度目の「海里」予約チャレンジ。すると、一席だけ空いているではないか。速攻で予約しましたよ。でも、区間は途中の桑川からあつみ温泉の間だけ。

「大人の休日倶楽部パス(略して『おときゅうパス』)」は、計6回まで指定券が取れるので、追加料金はなし。やったね。

村上駅の自動券売機で、無事指定券を発行。これで、念願成就なのだ。駅のコンビニで缶ビールなどを仕入れて、乗車駅の桑川までレッツゴー!

羽越本線桑川駅
笹川流れの最寄り駅

桑川駅に到着。ここは、笹川流れという日本海屈指の名所最寄り駅でもある。

日本海に浮かぶ粟島

駅を出ると、すぐ目の前に日本海。うっすら見えているのは、粟島。ここも、一度は船で渡ってみたいよねえ。

新潟県に来たらコレだっ!

先ほど村上駅で仕入れた新潟限定ビールで、前祝いのぷしゅっ!

桑川駅外観

駅に戻って待っていると、ホームからぞろぞろ人が外に出てくる気配。ここは観光地の駅なので、「海里」は15分ほど停車時間がある。その間に乗客たちは一時下車して、お買い物やプチ観光を楽しむという次第。

停車中の「海里」

こちらは、もぬけの殻となった車内に乗り込み、早速探検開始。

1号車展望コーナーから
1号車座席

荷物はあるのに、1号車のお客はゼロ。

2号車コンパートメント車の通路
3号車ラウンジカー

コンパートメントの2号車を抜けると、全面ラウンジの3号車。

売店コーナー

最後尾4号車はダイニングカーで、食事&ドリンク付きの旅行商品専用車。4号車の指定券未所持者は立ち入りご遠慮くださいとのことで、車内の写真はnothing。

ということで、自分のような一人旅愛好者が「海里」に乗ろうとしたら、1号車しか選択肢がないってこと。どうりで指定券が取れなかったわけだ。

売店のカウンター
生ビールと左側は日本酒のプラカップ

海岸や売店で散策していた乗客たちが、そろそろ車内に戻ってくるタイミング。その前に、売店で生ビールとプラカップの日本酒を買い、立席のカウンターで立ち飲み開始。

「海里」からの車窓
さっきも見えた粟島
クルマと並走しつつ日本海を愛でる

乗車時間も短いので、指定された1号車の席には結局座らないまま。

乗車記念スタンプ

最後は、記念のスタンプを捺して「海里」とはサヨウナラ。

特急「いなほ」に乗り換え

あつみ温泉駅で下車。ここで追い抜かれる後続の特急「いなほ」に乗り換えたのでありました。

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