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都県境を歩く~その2~

自宅最寄りを走る京王相模原線。起点の東京都調布市調布駅から終点の神奈川県相模原市橋本駅までの間、何度も東京都と神奈川県の間を行き来している。

つまり、通勤している間は、ほぼ毎日都県境を越えているという次第。

中間駅の一つ若葉台。ここは、モロに都県境の上に駅が存在しているのだ。

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例によってマピオンの地図。太い鎖線の北側が東京都稲城市。南側が神奈川県川崎市麻生区。

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こちらは、北口の稲城市側。この記事のトップ写真は、南口の川崎市側。駅の北口と南口を行ったり来たりする度、都県境を跨いでいることになる。

駅施設の大半は川崎市にあるけれど、西側に広がる京王の若葉台車両基地は、稲城市の方が多く占めていそうだ。北側には団地がたくさんあるので、利用者は稲城市民の方が多いのかな。

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南口から川崎市内を500mほど歩いて、小田急多摩線のはるひ野駅から乗車。

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東京都多摩市の永山駅で、再び京王に乗り換え。さっきの若葉台を通り過ぎ、京王稲田堤で下車する。ここは、川崎市多摩区にある駅。

駅高架下を横切る府中街道を数百mほど北西方向へ進むと、

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ありました。都県境の標識。

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反対側はこんな感じ。

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今まで見てきた中では、一番オーソドックスな境界線だね。

ところが、この南西方向に伸びる境界線をたどると楽しいのですよ。

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真ん中の青丸から南東方向に伸びる路地を見たのがこちら。

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左側が川崎市で、右側が稲城市。

境界線は南西方向へ折れ曲がり、路地ではない敷地間に伸びているけれど、もう少したどると、また路地に沿っている。

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この青丸地点から南東方向を見たのがこちら。

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先ほどと同じく左側が川崎市で、右側が稲城市。奥に見えている高架橋は、京王相模原線のもの。

路地をはさんだお向かいさんが、実は別の県に住んでいるってどんな感じなのだろう。子どもの学校は違うだろうし、クルマのナンバーも別々だろうし、選挙区だって同じじゃないよね。

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稲城市の京王よみうりランド駅から電車に乗って帰ったよ。~おわり~

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