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母校訪問す。

今年の箱根駅伝。ノーマークの状態から往路優勝。復路でも独走してあわや総合優勝かと思われたが、最終10区でよもやの大逆転。それでも2位に入ったとなれば、全国的知名度が一躍アップしたであろうことは想像に難くない。

その大学は、40年近く前に卒業した我が母校でもあるのだった。

一年経たずとも今年の後半になれば、大半の人は箱根駅伝の2位ってどこの大学だったっけとなるのは確実。多くの記憶に残っている1月のうちに母校まで歩いてみようと決意。

先週の百草園に続く、長距離ウォーキング。前回は10km弱2時間だったが、今回もiPhoneのマップで計測したところ、12km2時間半と出た。一瞬躊躇したけれど、決意は固いもんね。

自宅を出て、由木街道から国道16号線へとショートカットする抜け道に入る。ここは、幕末から明治にかけて八王子周辺から横浜まで生糸を運んだ絹の道の一部だった区間。

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途中には、絹の道資料館もあるよ。

御殿峠から国道16号に入ってひたすら北上。右手には、大学の広大なキャンパスや都立高校など文教施設が続く。

JR横浜線、京王高尾線と高架下をくぐると、八王子市街地も近い。子安町の三叉路交差点で進路を左に取り、引き続き国道16号を進む。

全行程の半分は過ぎたかなという頃、中央線の踏切に差し掛かった。

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踏切で電車を見るっていうのも楽しいね。

八日町交差点で甲州街道の国道20号線と交差。Yuming実家の荒井呉服店は、このすぐ近く。

国道16号は一部区間を20号と共有してクランク状になっているが、こちらはそのまま北上して少々近道した後、16号に復帰。

浅川、川口川と多摩川支流に架かる橋を続けて渡る。学生時代、この付近は2車線だった。バスはよく渋滞に巻き込まれたものだが、今は立派な4車線となっていて、行き交うクルマもスイスイ。

稲荷坂をグイグイ登り中央自動車道をくぐると、ロイヤルホストとくら寿司が並ぶ交差点を左折。この辺りの雰囲気は、昔と変わっていないようだなあ。

大学の寮やら臨時駐車場やらが少しづつ現れ、谷野町交差点を右折。間もなく、左手に東京富士美術館があって、目指す創価大学正門前にたどり着いた。

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はい。予定どおりの12kmちょうどで、所要時間も2時間半。

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このとおり、箱根駅伝での健闘を称える横断幕が。

自分は1979年入学の9期生だったから、今年入学するのは51期生ということだね。

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卒業以来ほとんどご無沙汰で、知らない間に学部もずいぶん増えている。

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自分たちの時代は、南側の栄光門がメイン。東側の正門から出入りすることはほとんどなかった。卒業後、正門すぐ前に東京富士美術館が完成。

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西東京バスのルートも、徐々に正門経由が主流となってきたようだ。今は、北側に創大門ができていて、三つの門を経由する循環系統のバスが走っている。

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非学会員なのにこの大学を選んだのは、授業料が安かったから。何と、当時は国公立大学よりも安価だったのだ。しかも、年10回の分割払いができた。奨学金をもらってアルバイトすれば、自力で学費を払って卒業可能だったのだ。

今は国立より高くなったと聞いたこともあるけれど、詳しくは調べていない。

せっかくなので、40年ぶりぐらいに構内を歩いてみたかったが、今は部外者だし、コロナ対策で大学側も神経を尖らせているだろう。今日は敷地外から眺めたのみ。

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懐かしい西東京バスに揺られ、帰途に着いたのであった。

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