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フリーきっぷで秩父鉄道へ

休日は不規則で、平日にあたることが多いのだけれど、めずらしく日曜日が休みとなった9月初め。

さあてどこに行こうかとひらめいたのが、西武秩父線から秩父鉄道へ。

西武秩父までは、昨年のクリスマス・イブに出かけているが、その先の秩父鉄道へは電車の時間が合わず断念している。

秩父鉄道の土休日ダイヤは、観光客を意識してか平日ダイヤと比べ運転本数が多くなるので、日曜はチャンスだ。

調べてみると、西武鉄道各駅から秩父鉄道へ向けての「秩父フリーきっぷ」があるではないか。よし、これに決めた!

IMG_5703東飯能駅

JR八高線の東飯能で下車。

IMG_5713東飯能駅

西武池袋線に乗り換え、飯能駅まで一駅後戻り。

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駅の自動券売機で、「秩父フリーきっぷ」を購入。1,650円也。

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早速、秩父鉄道直通の三峰口&長瀞行き8両編成電車に乗り込むとしよう。ルートをあれこれ考えた結果、まずは長瀞駅へ向かうことにして後ろの4両へ。

IMG_5720吾野駅

西武秩父へ向かう路線は、進行方向の変わる飯能から先が単線。なので、反対列車と行き違うのは、駅に停車している間という次第。西武の誇る特急「Laview」が颯爽と通過していった。

電車は秩父へ向けて、どんどん山間へと入っていく。天気はイマイチで、雲が低い。

横瀬では、三峰口行きと切り離し。先に三峰口行きが発車した後、当方の長瀞行きも後を追う。

西武秩父の目前で、西武からの連絡線を通って秩父鉄道御花畑駅に停車。ここで、秩父鉄道の乗務員に交代となる。

IMG_5728長瀞駅

同じく単線の秩父鉄道を進んで、この電車の終点長瀞に到着。フリーきっぷのエリアは、一つお隣の野上から終点の三峰口まで。

IMG_5722 (編集済み)長瀞駅

折り返し、急行「秩父路」号に乗って三峰口を目指す。

IMG_5730長瀞駅

西武鉄道のお古を譲り受けて改造した車両が、秩父鉄道の急行として走っている。

IMG_5731秩父鉄道車内

座席も、西武特急の中古品のようだ。

IMG_5732秩父鉄道車内

懐かしい硬券の急行券も買ったよ。

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のんびり揺られて、終点の三峰口に着いた。

IMG_5736 (編集済み)三峰口駅

飯能から三峰口までの片道運賃が860円だから、フリーきっぷはお得だよね。

IMG_5746三峰口駅

駅の裏手に回って、SL転車台公園を見学。

IMG_5748三峰口駅

ここに蒸気機関車が乗っかって、ぐるり方向転換するんだね。

IMG_5753三峰口駅

右から2番めの白い電車は、横瀬で先に発車した三峰口行き。一番右は元東急の電車で、この他には元都営地下鉄三田線の電車も走っているよ。

IMG_5767三峰口駅

その元東急車で、もと来た線路を折り返し。

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秩父を通り過ぎ、さっきの長瀞行きでも停車した和銅黒谷駅に降りてみた。

IMG_5772和銅黒谷駅

近くの和銅遺跡に因んで、この駅名になったとか。

IMG_5777和銅黒谷駅

遺跡までは行けなかったけど、駅周辺をちょっとだけお散歩。

IMG_5776和銅黒谷駅

近くの踏切で待っていると、貨物列車がやって来た。

IMG_5778和銅黒谷駅

そのまま、踏切を塞いで停車。

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遠くに見えてきたのは、蒸気機関車C58が牽引する秩父鉄道の看板列車「パレオエクスプレス」だ。

IMG_5784和銅黒谷駅

このまま手前の線路を通るのかと思ったら、何と貨物列車の向こう側にあるもう一本の線路に入ってしまった。

私鉄としては珍しい貨物列車が走る秩父鉄道は、単線の行き違い駅でもこうして3本もの線路があるんだね。

IMG_5785和銅黒谷駅

ホームに入って、後続の三峰口行きを待とう。

IMG_5787和銅黒谷駅

ユニークな貨物列車の最後尾。

IMG_5789和銅黒谷駅

まてしても、元東急車だった。

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実は、先行の「パレオエクスプレス」に秩父で追いつくダイヤとなっている。蒸気機関車の周りは、大勢の人だかり。

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駅を出て、踏切へ先回りしてみよう。

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さて、発車。

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力強い蒸気の音。

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かっこいいねえ。

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走り去っていった。ばいば~い。蒸気機関車も見れたし、今日は大満足。

この後、西武秩父から飯能行きに乗って帰宅したのであった。

                        ~おわり~


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