最近の遊戯王

最近の遊戯王は良いところと悪いところが顕著に表れている気がします。
いや、いきなりなんですけどね。

コロナウイルスの騒動も多少は落ち着いて
脱マスクなんて動きも盛んになりましたね
そんな世間の動きとともに遊戯王だけでなく多くのイベントやフェスが再開されて複雑ながらもやはり嬉しいなと思う今日この頃
カードゲームは人と人がテーブルを挟み会話しながらゲームを進めるという性質上どうしようもなかった部分ではありますがリモートで楽しめるコンテンツもいくつかあり自粛期間中に完全に消えたわけではなかったのが今も続く大きな要因だと思います。
まぁそんなに簡単に消えるような知名度ではないですがそれでも２～３年の空白は想像以上に大きな影響を与えるでしょう。

さて、そんな遊戯王ですがここ数年は「ある動き」が目立つようになってきました
過去のテーマやカードのリメイク、強化、再録（入手困難なカードを再び販売すること）です。
過去のカードと言えばもう１０年～２０年も前に作られたもので入手困難なのはもちろん入手したところで強いのか？という問題がありました。
そこで過去のカードをリメイクし「今風」に擦りなおすことで入手難易度と「弱さ」をまとめて改善する方法です。
一例をあげると《有翼幻獣キマイラ》ですね、最近《幻獣王キマイラ》としてリメイクされました
《有翼幻獣キマイラ》実は初出が２０００年、２０年以上も前なんですよね
それを「今からでも集められる」ように再録し「今使っても強い」ようにリメイクされました。
長い歴史がありいわゆるスタン落ち（一定の時期が経つと使用できなくなる）の概念がない遊戯王ならではの強みともとれます。

一方でそれに伴う弊害もあります。
リメイクや再録に枠を割くことで収録カードの新規が相対的に減ること
事実ついこの間発売されたアニメーションクロニクル２０２３というタイトルのパックは再録が大多数を占めていて新規がほんの僅かしかなく１パック５枚入りのパックからでるカードは新規１枚に対して再録４枚という仕様になっていました。
もちろん一定数の需要はありますし、欲しい人がいることは事実です。
私も買いました。
ただ、カードゲームというコンテンツを長く続ける上で必須なのは「新規を取り込み」「古参を逃さない」ことだと思うので果たしてそれができていたかどうかは疑問。

せめて新規２、再録３くらいの比率にしていてくれれば良かったな～と思うYUKIでした。

私は実際にカードを使って気付いたことや新しい展開や構築をYouTubeやTwitterで発信しています。
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