2021年ドラマ「ソロ活女子のススメ」
高校生の春休み。海を見たかった。大好きなユーミンの「天気雨」の歌詞のとおり相模線にゆられ茅ヶ崎の海を見に行った。まだスマホもネットもない時代、路線図と時刻表と地図を頼りに、茅ヶ崎駅からなんとなく海があるような雰囲気だけを感じとりながら歩いた。思えばこれが人生初のソロ活。
中高生くらいの時期は教室にひとりでいると「仲間はずれ」とか「友達いない」と思われるのではないかと、休み時間がくる度にひやひやしながら仲間とつるむようにしていた。そんな恐れから解放されひとりはとても楽だった。
それ以来、ひとりでマクドナルドに行けるようになり、ひとりで映画を観に行けるようになり、今では公園のきれいに熟れたイチョウの葉の下でバナナを食べられるようになった。お散歩中の保育園児達に不思議そうな顔で見られても手を振る余裕を身につけた。
主人公は遊園地やフレンチフルコースやラブホテルまでひとりで行く強者。なかなかハイレベル。その姿に寂しさは全く感じらない。少し無愛想な表情の江口のりこさんが妙にしっくりくる。
誰かと一緒にみたい景色もあれば、ひとりでみたい景色もある。
ひとりの時間を楽しむ余裕を身につけることで、ワンステップ上の人生を送れるのかもしれない。
う~ん。。。とはいえ。。。
ラブホテルは誰かと一緒に行きたいと思う。
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