薬の効用
薬ってすごい。
ドラマ・ブラッシュアップライフの中で主人公が薬剤師になる回があって、薬の飲み合わせや正しい服薬の方法を説明していた。
私はそれらをそこまで意識したことがなくて、温かいお茶で薬を飲んでいた…。これからは水で薬を飲もう。
夜中、鈍痛で目が覚めた。
身体の節々が悲鳴をあげていて、湿布やカイロなどをペタペタと貼って寝ているのだけれど、それでも凌げなかったようだ。
メンタル不調から身体の機能に支障をきたすことは既に経験済みなので、特になんてことはないのだけれど、眠れないことが一番つらい。
いそいそと台所に向かい、鎮痛薬を水で流し込む。(適切な方法ではないと思うので、真似しないでください)本当にその場凌ぎでしかないことは分かっているのだけれど、それでも眠りに付きたくて、痛みを感じたくなくて。
痛みが引くとスッと眠りに落ちた。
睡眠導入剤や抗不安薬を飲んでいた頃、こんなにも微量の薬で身体が動かなくなるほどに影響が出るのかと実感していた。この薬を飲んだら、不安は鈍化するけれど、暫く動けなくなるんだよなぁ、少し怖いな(個人的な感想)と薬と見つめ合っていたことを思い出す。
それでも、鎮痛薬と同様に、当時の私にはなくてはならないものだった。それは揺るぎない事実。
薬ってすごいな。