アイスが買えない。
「アイス」、それは私にとってのご褒美であり、「アイスを食べる時間」は至福の喜びを享受する時間である。
にも関わらず、私はしばしば、このアイスたちの並ぶショーケースの前で立ちすくむ。「アイス食べていいことなんて今日したっけ?」疑問が湧くと同時に手が行き場を失う。