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私には書棚を彷徨う習性があります。

こんにちは、といです。
小さい頃から父の影響で、図書館が好きでした。

週末は書棚の間を下から上まで(ステップも使って)、
隈なくチェックしたり、
習い事で読んだ本の続きが読みたくて、
その本のタイトルを書いたメモを頼りに検索したりしていました。

いつも、というわけではありませんが、家族のカードも使って、
自分の分の本を少し多く借りることもしばしば。

だからでしょうか。
図書館はどこの街にいても、
書棚の間を隈なく歩いて見てしまいます。


しかし、実際のところ、
あまり作家さんに詳しくなく、小説を読みたいとき、
(どの作家さんのブースへ行けばいいか分からない)
というのが本音でもあります。

有名な作家さんや、
ドラマ化してタイトルだけ聞いたのある本に目が留まりがちです。


ただ、たまーーに、
全然存じ上げなかったけれど、
(タイトルの字体が好き)とか、
(あ、今の私の気持ちがタイトルになってる)とか、
そういうところに惹かれて二度見して手に取ってしまうことがあります。


私だけでしょうか?

気付いたら、あっ、と駆け寄ってしまうのは。

迷子の大人。
大人だから道じゃないところで迷子になるのかな。

「迷子の大人」の舞台になっている高遠は、
桜で有名な高遠城址公園があるところです。
私も一度だけ桜の時期に訪れたことがあります。
素晴らしい眺めだったことは覚えていますが、
まさか偶然本のなかで出逢えるとは思ってもみませんでした。


大人だって迷子になるけれど、
意外となるようになるよなぁ、と自分の身に寄せて
感じいって、一日が終わった昨日でした。

「新しい作家さんを知れてよかった」
という成功体験と共に、
私は、きっとまた書棚を彷徨うことでしょう。

中目黒土産店さんのイラストを使わせていただきました。本屋さんでも椅子が置いてある本屋さんて、なんて懐が深いんだ!と感激します。


とい。

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