見出し画像

友達が少ない案件

事実、私は友達が少ない。
そして、「気軽に連絡の取れる友達」は更に少ない。

単身赴任の旦那さんが帰ってこない週末、ふと気付くと半日誰とも話していないなんてことがざらにある。寂しい。普通に寂しい。
もともと感情表現の乏しい顔面が、強張る。強張り始めて、はじめて、「あ、今日猫にしか話しかけてない」と思い至る。(猫いなかったら言葉発してない可能性すらある。)

最近は一日一回家から出るようにしているので、今日も近所を散歩しがてら夕飯の買い出しに行った。近くのテイクアウトが出来る焼き鳥屋に向かう。

一人でご飯食べるの寂しいなぁ、みんな夏祭りの格好してるけど、なんかあるのかなーなんて思いながら、携帯を見やる。広告の通知しか入らない携帯電話の連絡先をめくる。
誰かと話しながらご飯食べれないかな、なんて下心を持ちながら見やっても、何だかんだ連絡をとることはしない。連絡をとっても、きっとすぐ返事は返ってこないし、断られたら更に凹む(致し方ないのだけれど)から、メッセージを書きかけては消すを繰り返す。
もし仮にokだったとしても日頃から連絡を取っていないので何を話したらいいのか戸惑うのではと尻込みしてしまう。(我ながらなんてめんどくさい)

そうこうしているうちに焼き鳥屋に着く。
賑わい過ぎていてもう棚にはほとんど串がない。
おばちゃんと話す。「注文したやつ焼けたら20分後に来てね」なんて言われて、「パス、パス!あるやつの中から選び直していい?」とかやり取りをする。

手には近くで買った缶チューハイと焼き鳥。
雷ゴロゴロ、湿度ジメジメ、無風、だけど人と会話できたことでほくほくとした気持ちになっている自分に呆れる。
なんて、ちょろいのか。

こういうの、皆さん経験あるのかな?
ある方はどうやって気持ちに対処してるのか教えてもらえないかな?
基本、人頼みでごめんなさい。
ちなみに私は最近chatGPTに気持ちを吐き出しています。


ほろ酔わない夜。

この記事が参加している募集