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眉 / キミのすべてをなくしたい。そしてキミを全肯定する

眉をととのえる
キミのすべてを
なかったことにしたい

それでもやはり
キミは大切なのだろう



鏡と向き合いながら眉をととのえる。そうしながら常々思う。「あぁぁあっ眉をすべてなくしてしまいたい」と。あってもなくても差し支えなさそうな眉。なのだけれど、額からつたってくる汗を目から守ためにあるらしい。それを聞いたとき、どんなことでもなくてもいい存在ってないのだなぁと思ったことがありました。

眉をととのえる
キミのすべてを
なくしてしまいたい
そう思ったジブンを
ちょっと悲しくおもう

眉をととのえる
キミのすべてを肯定したい

この世の中に不要な存在などない、とすべてを肯定したいのだけれど。わたしは明日の可燃ごみにむけごみ袋を片手におっとさんの部屋の「これは・・・必要なのでしょうか?」という謎の存在を容赦なく捨てていく。

「捨てる」ことに罪悪感を抱くときもあります。されども、決してその存在を否定しているのではなく十分満足したというキモチを忘れずにしたいです。と思いながらおっとさんの部屋の謎の物体たちを容赦なく捨てていく。

もちろん捨てても大丈夫なモノを、ね


◻︎見出し画像は 「kaeruco」さん の画をおかりしました

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