白とおっとさん、そこには愛があるのです
好きな色はありますか?そう聞かれると答えるのは『紫』。理由は、背筋がピンとなるような感じの色だから。
ピンクはほわんっと
オレンジはシャキっと
赤はシャキーンっと
青は凛々しく
好きな色は『紫』と答えるけれど、いつも決まって選ぶのは『黒』。ワタシはクロの勢いで生きている。染まりたくないし、染められたくないし、染めたくない。
そんな勢いのワタシがいつも決まって選ぶのは『黒』
それがね
そんなワタシがめずらしく選んだのは『白』
ワタシのおっとさんは『白』のようなヒト
根っこの根っこの中心は
本当は『黒』なんだとおもう
それでもワタシには『白』なヒト
染まりたくないし
染められたくないし
染めたくない
我が道をいくわたしたちだけれど
おっとさんはどうやら
染まってくれたらしい
そしてワタシも
夫婦といえども個
合う合わないは好き嫌いとは別のもの
永遠の愛を誓ったとて
合う合わないは好き嫌いとは別のもの
染まりたくないし
染められたくないし
染めたくない
それでもワタシたちはお互いに
『染まってくれた』らしい
染めた染められた、ではなく
『染まってくれた』らしい
どんな時でも
どんな事でも
どんな物でも
染まることができるおっとさんは
白
家族でも親子でも夫婦でも、『契約』のもとで成り立っている集団だとおもっている。決して『保証』ではない。たとえ永遠の愛を誓ったとて、配偶者になるという契約のようなモノ。永遠の愛を契約したということで、結婚というカタチは『永遠』を保証することではない。もしかすると愛が続かないことなんてこともある。
たとえ親子だったとしても無条件という保証はない。どんなことでも許されたり、どんなことでもして当たり前ではない。
たとえ家族だっとしてもそれは同じ。
だからこそ『染めた、染められた』ではなく『染まってくれた』と思いたい、いつでも。同じ目的と目標とゴールを目指していつまでも平行に進んでいけるように。それにはやはり、手放しで無条件で当然のように『して当たり前』『してくれて当たり前』は御法度。
やさしさと
思いやりと
礼儀と
色々と
手放しではなく
無条件ではなく
当然でもない
ゴールを目指すにはどんなときでも協力と努力は必要
それを『愛』ってことでいいでしょうか
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?