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本当はどこにでも行けるんだろう

先日友人と、久しぶりに羽田空港に行きました。
飛行機に乗るでもなく、ただ遊びに。

空港の雰囲気が大好きなんです。
ざわざわと楽しそうな人たちと
搭乗手続きのアナウンスと
電光掲示板に並ぶ行き先の地名。
ここからどこにでも行けるんだ、と思うと心が軽くなる。

なんなら、浜松町から乗るモノレールの時点ですでにわくわくします。
普段見ない臨海の景色と、だんだん現れてくる空港関連の施設。
特別な場所に向かってる感じ。

羽田空港は各地の名産品や銘菓の宝庫なので、物産展をめぐるような楽しさももちろんある。
私たちも、モノレールの改札を出てすぐのエリアからもうテンション上がっちゃって大変。
この美味しそうなのはどこのなの?なんて話しながらあっという間に時間が経ってしまいます。

もちろん展望台から飛行機も見ます。
意外と自分は乗り物にわくわくするんだ、ていうのは大人になってから気付いたことなんだけど。

離陸する瞬間や着陸する瞬間。
着陸した飛行機が建物のところに着いて、乗客が通る通路(ほんとはなんて名前?)がウィーンと伸びて飛行機に装着される様子とか(語彙力ひどいな)。
普段は空の上を飛ぶ小さな姿を見ることのほうが断然多い飛行機が、目の前に巨大な姿でいるってだけでも単純に楽しいしね。

離陸する飛行機に向かって
「いいなぁ、みんなどこに行くのよ? いってらっしゃーい」とか
着陸した飛行機に向かって
「おかえり〜、またはようこそ! どこから来たの?」とか
話しかけて遊んでました。

いいなぁ、いいなぁ、ふらっと飛行機に乗ってどこかに行きたくなるね。
そんなことを話して笑ったけれど。
きっと本当は、やろうと思っていろいろ調整すればどこでも行けるんだよね。
……まぁ、事前に調整してる時点で普通の旅行か。
衝動的に空港行って飛んでいくのが楽しそうだなぁ。

同じような理由で東京駅も大好きです。
新幹線のほうが、急に乗って行くハードルは低いかも。
なんなら日帰りできるし。

いつでも遠くへ行きたい。
帰る場所があるから言えることなのかな。

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