![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126477815/rectangle_large_type_2_8a57441923ff9ad2248d2a3940555184.png?width=800)
2024年に鑑賞した映画まとめ#個人めも
2024年は1作1作を丁寧に何回も観ていきたい。
鑑賞目標本数は、映画部門30本!
これから更新していきます〜。1本目迷うなぁ
※脚本家・尾崎将也さんの名作映画百本ノックに含まれるものは、タイトルの前に「★」をつけるルール
1.風の谷のナウシカ(1984)
2.天空の城ラピュタ(1986)
3.となりのトトロ(1988)
想像以上にトトロの出番は少なくて、驚いた。主軸は姉妹の物語なんだね!
4.もののけ姫(1997)
最後のジコ坊の「馬鹿には勝てん」というセリフが、今の自分に刺さった……。想いに真っすぐで突き進んでしまう人から考えさせられることは多い。
5.耳をすませば(1995)
中盤のみんなでカントリーロードを歌うシーン、素敵すぎて涙が止まらんな。聖司のおじぃさんが雫に「聖司を好いてくれてるんだね」に放った一言がじんわりきた。自分の孫を好いてくれる子なんて、どんなに愛おしくみえるんだろう。セリフはいつでも端的で、リズミカル。テンポ感があまりにもいいから観ていると気にならないけど、テキストで見るとだいぶ考えられていると気付く。でも作られている感はない。雫の聖司への印象→「どんな人だろ?」「学校で雫が考えた歌詞を馬鹿にしてきた最悪の男」から印象が少しずつ変わり、その男が聖司だと分かって驚く雫。この流れはラブストーリーの王道。
6.千と千尋の神隠し(2001)
7.魔女の宅急便(1989)
好きなシーンはたくさんあるけど、魔法が弱まって落ち込んでいるキキに光をもたらした、ウルスラとのシーンが好きだな。「自分の絵を描かなきゃ」ってシーンが共感できる部分が多くて……。最初はキキを受け入れていなかった街が、最終的に歓迎モードになるカタルシスよ。キキの格好を真似する子どもが街を歩いているシーンは、キキが街の人気者になっていることを描く上手い方法だなと思った。それだけではなくて、素敵な服を着たい、靴を履きたい。まさにその憧れの靴を眺めている時に、その女の子が歩いてくることで、キキは今の自分を肯定してあげられる。その細やかな描写にも鳥肌が立った。あとで知ったんだけど、キキとウルスラの声優さんって同じ方なんだ!びっくり!
★8.羊たちの沈黙(1990)
ひぁ〜こういうサイコホラー作品、本当は苦手なんだけど、ヒキが面白くて見れちゃいました。タイトルのつけ方すごいな。主人公・クラリスが過去のトラウマと猟奇的な殺人事件を重ねた部分からつけたんだね。レクターの脱獄から画面を凝視できなくなったけど、エレベーターの階数がどんどん下がってきて警察官に緊張感が走るシーンは圧巻だった。エレベーターの屋根裏から血が垂れてきて、警官が容疑者(本来は違う)の脚に銃を一発入れる部分は私は展開がよく分かってなかったけど、いつの間にか入れ替わっていたのか。なんで警察官の一人は地面で倒れたままなんだろうと思っていたけれど、そういうことだったのかと納得。怖いけど、もう一回観て、分析するか……。
9.こちらあみ子(2022)
主人公・あみ子はちょっと風変わりな女の子っていう紹介があったけど、風変わりどころではない。限度がわかってなくて、終始イライラしてしまった。どうしてこうなるかわからないけど、限度がわからない子っていたよなと思い出した。さすがにラストは辛くなったし、父親のズルさに苛立った。
10.BLUE GIANT(2023)
ストーリーはめっちゃ王道だけど、登場人物のセリフが刺さりまくり。宮本⼤の夢へ向かうピュアさ、自分を信じる心は夢がある人にとっては痛いほど眩しくて、苦しい。「へこんでねえで、でっぱらねえとだべ」というセリフは自分を鼓舞する時に一生大切にしていきたい言葉。原作未読だから、これは読んでみたい。映画用に削ぎ落とされた部分までちゃんと読んでみたいと思った。
★11.お熱いのがお好き(1959)
めっちゃおもしれー!テンポが終始いいし、会話が面白い。いちいち凝ってる。まさにお手本にしたい作風の映画だった。好きなシーンは列車に乗って団員たちがシュガーを筆頭に夜のパーティーを開催する部分。どんどん団員たちが増えていって、笑った。終盤のケーキの中から人が出てきて、マフィアを殺されたシーンは痛快。
★12.北北西に進路を取れ(1959)
ヒッチコック作品はホント面白い!小道具の使い方だったり、設定だったり、情報の出し方が秀逸。ラストシーンはいつも裏切らない。広告代理店でわりと傲慢、女たらしな主人公が最後は一人の女性のために命をかけて守るようになった変化。文字で読むとありきたりに見えるけど、ロジャーがかっこよく見えた。
★13.第三の男(1949)
設定は面白いんだけど、あまり好みじゃなかった。テーマ曲といい、シリアスなシーンもアップテンポの曲だから怖くなかったのか、世界観に没入できなかったのか。ただラストシーンは本当いいね。会話はないけど、あっさり振られるシーン、よいわ〜。あと名場面の地下から指が伸びてくるシーンもおぉ〜ってなった。
大好物のパイナップルの詰め合わせを 食べて幸せに浸りたい。