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農業をひも解く37 〜熱中症の予防②〜
農家の皆さんを脅しておきます。
熱中症にかかったら、死にますよ?
物騒だが、講義1日目の感想はこれである。
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まずはこちらのデータをご覧いただきたい。僕の汚い字が書き込まれているが、堪忍。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137651976/picture_pc_b7b5df38fddfefb79cac56acebd9afbf.jpg?width=1200)
左が熱中症にかかった数、右が熱中症で亡くなった数、である。一見してわかることは、
農業においては、熱中症にかかったら、亡くなる確率が高い。
ということである。
つまり、こういうこと。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137652323/picture_pc_fd1e968bf8854ae570217a5c8086c3db.jpg?width=1200)
もうこれだけで充分にヤバいのだが、一枚目の円グラフ、左側の「死傷災害」数は、休業4日以上の数だから、実際はこれ以上に多いのだということを認識していただきたい。
次。
農家さんに再確認していただきたいことは、
熱中症は、暑さだけで起きるのではない。
ということ。
そう、暑い暑い、と言っても、湿度が低かったり、風があったりすると、結構「涼しい」と感じるものだが、まさにそのこと。
逆に言えば、
それほど暑くなくても、蒸し込んだり、風が止まったりすると、熱中症のリスクが跳ね上がる
ということ。
で、これらの要素を全て含んだ概念を
WBGT(暑さ指数)
と言います。熱中症はWBGTで論じる。
ちなみにこのWBGT、専用の機器で測定するか、web等でデータを把握するか、ということになる。
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後者については、スマホのアプリが沢山あるので、どれか一つインストールしておく事をオススメします!
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