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No12:カムカム哲学✴︎振り返りーハタヨガプラティーピカ1-14 練習に臨む心持ちー

ハタヨーガプラディーピカの13で、どんな場所で練習するのがいいのか?
良いマタ(スピリチュアルセンター)の特徴が紹介。
入り口は小さくてー、ちゃんとクリーンに掃除されていて、
マンタパがあって、クーパがあって・・などなど色々なことが述べられている。

大切!練習に臨む心持ち!

練習する場所が決まった!
じゃー次に大切なことは何かというと、
練習する心持ち!これがとっても大切。
いくら素晴らしい場所を見つけても、
心の準備ができてなかったら、意味がない。

evam vidhe mathe sthitvā ①sarva-chintā-vivarjitah: |
②ghurūpadishta-mārghena ③yoghameva samabhyaset || 14 ||

①全てのチンタを取り除く!


チンタとは、ネガティブな、必要のない気持ち。
視界が狭くなるような、あーでもない、こーでもないという考え。
心からそういった気持ちを取り除いて練習に臨む。
過去や、周りのことを持ち込まず、
ヨガのエネルギーを入るスペースを作っておく。

サンスクリット語で、
Cintaはネガティブな思考
Citaは死人を燃やすところ。
違いは、Nがあるかどうか、
サンスクリット表記で言うと、・があるかどうか。
でも、Citaは、死体を燃やすだけだけど、
Cintaは、生きた人間を燃やしちゃう。
ネガティブな思考にとらわれると、イライラ、鬱、怒り、
自分をダメにしてしまう。
そして、そんな感情でいっぱいだったら、
ヨガのクリーンなエネルギーは折角練習しても、
何も入ってこない。
まずは、Cintaを取り除く!これ大切。

②グルウパデーシャ!


そして、次に大切なのは、自分の先生にスレンダーに!
グルを尊敬し、信じ、委ねる。
本やYoutubeとかからは、やっぱりちゃんと学ぶのは難しい。
ヨガは、何かスキルを得るものではなく、
自分を変えていく、自分の癖や、根本的な考え、サンスカーラを
取り除いていく。得るものではなく、余計なものを取り除いていく。
自分1人や、独りよがりで練習しても、
自分の快適ゾーンにいてること、エゴを育ててることにも気がつけない。
やっぱり、先生は大切。

③ヨーガメーヴァ!Only Practice


Only Practiceというのは、別に四六時中、
アサナ、プラナヤマ、ジャパをし続けるというわけでなく、
練習が上手くいかず、クヨクヨしたり、
次は、こーできるかなと期待したり、
あーだこーだ頭で考えない。
今日すべきことを、期待せずに、淡々と行っていく。
そして、自分を観察する。
観察するのと、あれこれ考えるのは、また違う。
なかなか、難しいぞ、Only Practice!

上の3つが、練習に臨む心持ち。
私のグルジも、グルクラにやってくる生徒さんには、
何も持ってこなくていいよ、ただEmpty Mindで!
といっている。
心を空にし、先生に委ね、目の前にある練習を続ける。

自分は、どれくらいできてるかなー。
日々、観察、観察。

次回のカムカム哲学の予定は、
ヨガの道における6つのマイナスポイント!
6つのプラスポイント!
どういった自分の性質が、ヨガの道のりを難しくするのが、
どういった性質を伸ばせば、ヨガの道のサポートになるのか。
の予定です。

2022年3月26日 第12回カムカム哲学振り返り。

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