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Exchange Life in Hong Kong 備忘録1

国際基督教大学3年の庄子友希と申します。現在、香港の方に交換留学させてもらっていまして、修さん向けてや備忘録を残す上で、noteを書こうと思います。

そもそも、香港で何をやっているかと申しますと、勉強とサッカーと遊びです。1st semesterは、就活もあり、遊びに中々時間を振れない自分がいましたが、現在はちょっと落ち着き、時間を作ることに成功しつつあります。

①勉強
こっちでは、主に「Entrepreneurship」「Finance」「Organanzation」の授業をとっています。
最近、2nd semesterが始まったのですが、最近面白かった講義を紹介したいと思います。
「Cross-Cultural and Comparative Management」という、組織の主要な資産である従業員の効果的な活用と育成を促進するために考案された普遍的なマネジメント慣行に対して、文化が与える影響を学ぶものです(簡単にいうと、国境を越えたマネジメント手法的なものです)


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今回のこの講義でやったことは、指定されてある10カ国をAdaptabilityがある順にランキングを作るという作業です(同時に同順位の国を挙げる)。
つまり、1位に近い国ほど、異文化に対して適応できる力を持つということです。個人で順位を作った後、グループワークをして最終的な順位と同順位な国を決めます。

順位を決めをしていくにあたり、言語や政治、国民性、国際的な役割(SGやHKはInternational Finance Centerである)などを加味して作ります。
ロシアや北朝鮮というった圧倒的下位とシンガポールやスイスといった上位以外は、グループ内外の間で全く順位が違っていました。
何が面白かったかというと、教授が語っていたように、個人間において各国に対する「Awareness」が全く異なる点です。
「Awareness」が違えば、その国に対する理解の具体性やイメージも変わる。僕のグループには、フィンランド、ドイツ、ニュージーランド、香港、日本(自分)のナショナルバックグラウンドを持ったメンバーでした。フィンランド人から見るポーランドと香港人や日本人から見るポーランドでは、理解の具体性が異なり、全く違う国にも見えたりします。その国に対する「Awareness」が全く違うのです。もちろん、彼女らから見る中国とアジア人から見る中国も違います。もっと厳密に言うと、香港人と日本人との間にすら中国に対する「Awareness」は違うと言えるとでしょう。

「なぜか」という問いが生まれるわけですが、きっとその国一つに対する自国の重要性が全く違うからだと勝手に考えています。
では、日本はどうだろうと考えた時に、多くの国に自然と「Awareness」を持つのは難しい国だなと心底思います。
これらを思った理由を書くと長くなりそうなので、想像にお任せします。

まあ、きっと教授はどの国がAdaptabilityがあるかを教えたいのではなく、個人が見ているその国は実は全く違うものである可能性があり、それは個人の「Awareness」の程度に起因していることを伝えたかったと勝手に解釈しています。

余談:最近、将来CFOのようなポジションで勝負したいと妄想したりしているのですが、教授の自己紹介の中で、インドネシアかどっかでCFOを4年間務めたことのある話をしていて、最もキツかった仕事として、「誰をレイオフして誰を取るか」を挙げていました。そのせいで、頭がハゲたとも言っていました(つまり、それがファイナンス分野よりもストレスフルである)。
日本においても、スタートアップを経営していく上で採用は非常に重要な意思決定の一個であると聞いたことがありますが、海外においては、企業の組織開発中で、誰を切るかも重要な意思決定であり、その点に興味をそそられました。

結構省略しつつ書いているのですが、それでも長くなってしまっているので、ご興味あれば直接お話ししましょう。

また最近、「Entrepreneurship」の講義で、以下のような激重の課題を1ヶ月後を目安にやらなければいけないので、それについてnoteでお伝えできればと思います。

Individually, students are required to approach a startup founder or a manager of a new business unit/ new project within an existing organization (in Hong Kong or elsewhere) for a short interview about the Top 3 challenges for their new business opportunity within 2020-2023.

②部活
香港を留学先に選んだ理由として、大学の部活のような組織に所属したい思いがありました。一個の組織目標があって、それに対して真剣に取り組む経験を異国でしたいと思ったからです。
5回ぐらいセレクションがあったのですが、自分の唯一の長所のサッカー経験が活きて、合格することができました。
香港のいわゆるプロフェショナルプレイヤーも沢山いますし、香港の大学1位の称号を持って、日本に帰れたらなと思っています。
詳しい話は、興味があれば聞いてください。

真面目な方載せます

③遊び
最近だと、victoria peakという、香港のあるある観光地に友達と行きました。夜景は表紙にしてあります。

寮にかえる途中で、香港のCentralを通りました。
ああ、こんなビルで働きたいなと考えながら、すぐ無理だなと現実を見ました(どうせどんな凄いオフィスも1ヶ月出勤したら飽きる)。

Hong Kong Central

④最後に
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
もの凄い粗い記事になっていますが、少しでも香港や自分について興味を持つきっかけになれば幸いです。

これからも、よろしくお願いします!

庄子友希

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