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アラフォーでスケボーデビューしたら、思いの外たのしくてハマってしまった

アラサーとかアラフォーとか、年齢をくくりにしてラベリングする日本の造語は正直いって好きではないのだけど、分かりやすいキャッチコピーなのでこの際使ってしまおう。

38才、アラフォーで初めてスケボーに乗ってみたという話です。

今年はしんどい。コロナ禍のせいで、色々な活動が制限されている。気軽に友人たちと集まってごはんに行けないし、旅行もしづらい。

しんどいけれども、この現実の中でできるかぎり自分を楽しませたい、ストレスをためたくないと思って、試行錯誤している。

コロナ感染が拡大して以降ジムを解約した私にとって、身体的なストレス発散方法をどうするかは悩みの種だった。コロナが拡大する前は定期的にジムで泳いでいたけど、ジムの会員を解約してから泳がなくなった。

そこではじめたのがウォーキング。1日1万歩を目標に歩き始めた。4月から。今も平均すると日に1万歩ぐらいは歩いてる。良い気分転換になった。

でも、最近は歩くだけだと物足りなくなって、なんかこう新しい身体の使い方をしたくなった。そこで始めたのがスケボー。ある日、元空港跡地の公園を歩いていたらふと、ここで風に吹かれてスケボーをしてみたい!という気持ちが湧き起こってきたのだ。

スケボーなんて人生でやったことないんだけど、、あ、でもそういえば友達が毎日スケボーに乗ってるから教えてもらおう!ということで、さっそく友人に乗り方を教えてもらった。

友人はペニーボードという、長距離走行に向いているコンパクトなスケボーを移動手段にしていて、颯爽と移動する様がとてもかっこいい。こんな感じだ。

私もマイペニーボードを購入して、練習開始。練習を始めた当初は転倒がこわくて、おそるおそる乗っていたのだけど、だんだんとコツがつかめてきて、楽しくなってきた。重心を移動させながら、くねくねと曲がる方法もだんだん分かってきた。

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乗り始めて知ったのは、スケボーは見た目以上に運動量が多いということ。脚力と身体の軸の筋肉がないと、安定して乗れない。最初は少し練習しただけで、脚がくたくたになった。慣れてくると、今度はスピードを出すために腕も大きくふるようになって、ますます全身の筋肉を動かすようになった。

いつのまにか息が上がってくるのだけど、楽しいからついつい夢中になってしまう。

自転車に乗れるようになった時と同じで、一度乗れるようになるとその感覚を身体が記憶する。少しずつ、新しい身体の使い方が記憶されていくその過程がとても面白い。こんな身体の使い方があったのか、と新鮮な驚きがある。

そんなわけで、スケボーを始めてから、日常の楽しみが増えてとてもうれしい。

ちょっとの勇気で新たな世界が開けて、毎日がちょっと楽しくなるようなこと、まだまだ身近なところにあるかもしれないな。

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✍️後記

私にペニーボードの乗り方を教えてくれた友人の高田ゲンキさんもブログでペニーボードのことを書いてます。これは大好きなテンペルホフ公園で遊んだ日のこと。


Cover Photo by Jonas Tebbe on Unsplash

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