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「全く会ったことのない同僚」と上手にコミュニケーションを取る方法

同僚がもうすぐ退職することを決めました。
 
新人さんが今週から勤務を開始しましたが、
私たちはどちらも在宅勤務をしているので、
まだお会いしたことがありません。 
 
ですから、私たちはメールやチャットで
コニュニケーションをとっています。
 
普通なら、最初に一緒にお仕事をする中で
伝えられることもありますし、
お互いの考え方などもわかりますよね。 

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でも今回は最初からお互いにリモート勤務ですから、
ほとんどメールやチャットでの
言葉でのやり取りになります。
 
(たまに電話もありますが) 
 
もちろん、文章からも
お相手の人となりは多少は伝わるのですが、
文字通りお顔もわからないまま、
相手の方の雰囲気や年代、
どのようにお仕事をするタイプなのかも 
わからず、想像に頼るような状態です。
 
ですから、今回は最初からお互いに在宅勤務で
お仕事がスタートという初めての状況に直面し、
「うまくお付き合いして、お仕事をして行くには、
どうしたらいいんだろう?」 
と戸惑っていたのです。

 
でも、和田裕美さんの会員組織で
「最初からリモートでのお付き合いが始まる同僚との
上手なおつきあいの方法」について
アドバイスをいただく機会がありました。

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今後、同じようなことで悩む方もいらっしゃるのでは?
と思いますので、
和田さんからいただいたアドバイスを
ご紹介させていただきますね。  
  
和田さんの最初のアドバイスは 
「ネガティブな妄想をしない」
ということ。 
 
メールや電話などのやりとりで
なんとかく相手の返事を素っ気なく感じたり
ビジネスライクに感じたりすると
「あれ、私、何かまずいこといっちゃったかな」
「なんだか感じ悪いな」 
などと思いそうになりますが、
それはこちらの勝手な妄想でしかありません。  
 
自分の勝手なネガティブな想像で
自分の感情が影響される→
相手とのやりとりが気まずくなる→
仕事をしにくくなる。。。
 
そんな事態、避けたいですよね。
 
「もともとそういうスタイルで仕事をする方」
なのかもしれませんし、
相手の方にはなんの意図もなかったかもしれません。
顔も見えない中で
相手のことを勝手に決めつけてはいけないのです。 
 
和田さんは
「自分が普段していることを
相手がやっていないときに
ネガティブに考えない習慣を作る」
ことが大事だとアドバイスしてくださいました。 
 
「自分ができる限り気分を害されないようにするんです。
 
相手のマイペースに影響を受けたら、
普段の自分の応答じゃなくなります。」 
 
もし自分の勝手な妄想で自分の感情が影響を受けて、
こちらから相手に対するメールの返信も
普段の自分とは違ってしまい、
普通なら感謝を込めて終える文章の終わりにも
その言葉がなかったりしたら? 
 
そして、それがまた相手の方に
「あれ?」という嫌な印象を与えてしまったら? 
 
それこそが意図せずに
「顔の見えない相手に影響を受けたことになる」 
ことになります。 
 
そのことで相手との関係や
仕事の結果にも悪い影響が出ることは
避けたいですよね。 

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また、和田さんからは
「起こりうる問題を想定して、リスク管理する」
ために、こんな風に相手の方に伝えてみては、
というアドバイスもいただきました。 
 
「直接お会いしないままお仕事がスタートするので、
言葉が足りなく
微妙なニュアンスとか、
普段だったら伝わることが伝わらないこともあると思います。 
 
お互いに気持ちよくお仕事ができるように、
曖昧な表現を避けて、
より具体的に伝わるように心がけて伝えて行きたいと思いますので
よろしくお願いします。 
 
そして、一瞬でパッとみで解釈するのではなく、
わからないことがあったら、
ぜひ質問してくださいね。」
 
確かに、こんな風に伝えることで
相手の方も質問しやすくなると思いますし、
誤解が生じることを避けることもできそうですよね。
 
そして、最後の和田さんからのアドバイスは
「電話で話すときは、机の上に鏡をおいて、
自分の顔を見ながら笑顔を絶やさずにお話しすること。
 
(表情は声に乗るので」
見えていなくても、相手に伝わることはもっと深くなると思います。」 
 
なるほど 
伺ったお話、すべてその通り!ですよね。 
 
職場の新人さんには
和田さんからいただいたアドバイスを
振り返りつつ、早速メールをお送りしてみました(^^)
  
実は、ご本人からはまだそのお返事はないのですが、
上司にもCCでこのメールを送っていたので、
「リモートで引き継ぎしていただいて、
何かと大変だと思いますが、
よろしくお願いいたします」
と上司からチャットのメッセージが飛んできました。 
 
ということは、ご本人にも伝わっているのでは(^^)

これからは、これまで以上に
「このくらいは言わなくても伝わるだろう」
は通用しなくなりますし、文字通り
「顔の見えない状態でのおつきあい」
をする機会も激増しそうです。 
 
これまで以上に、
丁寧にコミュニケーションをとっていきたいですね。
 
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。  
 


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