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見守ってくれている人たち

今日11月10日は父方の祖母の祥月命日でした。

当時、わたしは5歳で、
わたしの家族は道東の北見市に住んでいました。

その年はわたしが交通事故に遭い、
祖母は亡くなる前夜に
家族がお別れをしに行った時も、
「車に気をつけるんだよ」
と心配してくれました。

そのころはまだ両親が共働きで
母も忙しかったので、
祖母はわたしに
たくさん絵本を読んでくれました。

そのおかげで、
わたしは本を読むことが好きになりました。

お使いに行くと、
「早かったね、特急みたいに早かった」
とほめてくれたので、
それが嬉しくて、お使いに行くことを
嫌がらない子供になりました

厳しいところもある人で、
孫だからと言って
甘やかす人ではありませんでしたが、
皮膚が弱かったわたしのために
お神酒をいただいてきてつけてくれるような
優しい祖母でした。

きっと今も、
わたしや家族を
見守っていてくれていると思います。

うちにはお仏壇はありませんが、
手を合わせて言葉にすると
言葉が届くと聞いたことがあります。

「ミネばあちゃん、ありがとう。」

手を合わせ、祖母にお礼を伝えました。

10月から11月にかけては
父方・母方の祖父母の祥月命日が続きます。

それぞれの祥月命日が来るたびに、
「●年前の今日」のことを思い出し、
いつも見守ってくれている祖父母に
感謝しています。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

*女の子の絵は、先日行った
「みみをすますように 酒井駒子展」
の撮影可能ゾーンで撮影したものです。
(販売目的でなければ、
写真をSNSなどに掲載可とのことでした)

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