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「英国のお母さん」から届いたカード

わたしの電子書籍「1997」シリーズを読んでくださっている方は
ご存知だと思いますが、
わたしは1997年に英国滞在時にとてもお世話になった方がいました。 

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本の中でも「英国のお母さん」として書いている
ジルです。 
 
彼女はわたしの母よりも少し若いくらいだったと思うので
そろそろ70代後半、くらいでしょうか。 
 
彼女はわたしがボランティア活動をしていた学校を含めて
いくつかの学校で異文化教育に携わっていました。 
 
わたしにも気を配り、家に呼んでくれたり、
わたしが他の学校でも活動できるよう
手配をしてくれたこともありました。 
 
彼女に「1997」シリーズで
彼女のことを書いたことなども報告しつつ
クリスマスカードを送ったところ
彼女もカードを送ってくれたのです。 

ジルのクリスマスカード


彼女はまだ英国でコロナの変異種が見つかる前に
送ってくれたようで、
家族で静かに、でも元気に暮らしている様子を書いてくれて
安心しました。 
 
ちょっとレトロな彼女のカードを部屋に飾ると
英国で暮らしていた頃のことを思い出しました。 
 
ボランティア期間を終了してからも
わたしはホームステイ先をでて小さな部屋を借り、
英語の勉強をしていました。 


その部屋にも、ジルは時々手紙やカードを送ってくれて、
クリスマス前にはアドベントカレンダーを送ってくれたのです。 
 
やはり異国で部屋を借りて暮らすということは、楽しい反面、
「気心の知れた人が周りにいない」
(しかも日本人も全くいない)
という環境で暮らすのは
孤独感と隣り合わせでもあります。 
 
そんな中で、ジルが送ってくれる手紙やカードはとても嬉しくて、
実家から届いた絵葉書などと一緒に部屋の中に飾って
眺めていたものです。 
 
今日ジルから送られたカードを見て、あの頃のほっこり嬉しい気持ちを
思い出していました 
 
それにしても、英国のロイヤル・メールの
「Shop Early, Send Early this Christmas
(今年のクリスマスは、はよ買うて、はよ送ってや 」
というスタンプって(笑)  

ロイヤルメールのスタンプ

日本郵便の宣伝でも
「年賀状はお早めに」
と言いますが、
「英国版はなんだか直接的だなあ」
と笑ってしまいました。 
 
(でも、この時期ですし、コロナ禍で物流にも影響もあるでしょうから
「いつも以上に早くしてね」、
という気持ちはすごくよくわかります^ ^)
 
嬉しいカードを受け取って、お昼休みには
今年最後の巳の日に井の頭弁財天にお参り。 

井の頭弁財天


こちらは三が日と連休は閉門するので、
新年のお参りは、また混まない日を
見計らって伺います。 
 
わたしは明日が仕事納め。
年内あと少し、がんばります。 
 
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。 
 
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