見出し画像

心の地球儀をくるりと回して、御一緒に心の旅を。

「心の地球儀をくるりと回して、
御一緒に心の旅を楽しみましょう。」
 
これは津田直美さんの
「とっておきの日曜日」
というシリーズの絵本の2冊目、
「ロンドンのしあわせ」(日本ヴォーグ社) 
に書かれている言葉です。  

画像1

(「とっておきの日曜日vol.2 ロンドンのしあわせ」) 
 
この本が流行していたのは、
まだわたしが20代だった頃。 
 
初めての海外旅行でロンドンに行く前に
なんどもなんども読みました。 
 
まさに出かける前から
「心の旅」を楽しんでいたのです。 
 

画像2


(「とっておきの日曜日vol.2 ロンドンのしあわせ」より)  
 
絵本といっても大人向きのもので、
いわば
「ロンドン偏愛ガイドブック(良い意味で)」。  

普通のガイドブックでは
あまり詳しく書かれていない
「Victoria & Albert Museum」
(ヴィクトリア&アルバート美術館)
も、所蔵品の美しいイラストとともに紹介されていて
「ロンドンに行ったら、絶対ここに行こう」
と思っていました。  

実際に初めてロンドンに行った時、
期待を上回る素敵な展示物に感激して
2日連続して通いました。 
 
2日とも美術館のカフェでお昼を食べたので
(確か2日ともジャケットポテトと紅茶)
2日目にはカフェのお姉さんが覚えていてくれて
「あら、今日も来たのね」
と声をかけてくれました。 
 
(考えてみたら、
相当な数のお客さんが利用しているはずなのに
よく覚えていてくれましたよね) 
 
もちろん(?)美術館までこの絵本を持参して
イラストに書かれている刺繍入り手袋と
本物の展示品を比べて
「すごい・・・本当にこのまんまだ!」
などと感嘆したりもしていました、笑 
 
のみの市を紹介したページも
とても楽しくて、中でも
「MIRACLE」(ミラクル)
のアクセサリーのイラストに心引かれました。  

画像3

(「とっておきの日曜日vol.2 ロンドンのしあわせ」より)   

ポートベロののみの市に立ち寄って、
ワクワクしながらあちこち眺めていた時、
とても素敵だと思うブローチがありました。 

思わず手に取ってみると、それはあの
MIRACLEのブローチだったのです。  

まさかの偶然でしたが、
本当にミラクル、奇跡のような出会いでした。  

もちろん、そのブローチは
記念に購入、日本に連れ帰りました 
 
また、この絵本を読んでいなかったら多分知らなかった
Bethnal Green Museum of Childfood
(ベスナルグリーン子供時代博物館)
にも足を運びました。 
 
ヴィクトリア&アルバート美術館の分館なので、
こちらの所蔵物も充実していて、
可愛らしいおもちゃを堪能しました。 
(ちなみにこの博物館は
リニューアル後再オープンし、今は
V&A子供博物館と呼ばれているようです)
 
この本を読み直してみると、
ワクワクしながら
絵の隅々まで眺めていた20代の自分や
絵本で見ていた通りの地下鉄の一日乗車券を
実際にロンドンの駅で購入して
「うわあ、本物だ!」
と感激したことなど
懐かしいことを思い出します。 
 
今は行きたくても
すぐにはロンドンにはいけませんが、
心の旅なら、いつでも遊びにいけますね。 
 
あなたはどこか、
「心の旅」で出かけたいところはありますか? 
 
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。 
 
*「人生よかったカルタ・こども編」   
 
今回は、「そ」、
「掃除が苦手でよかった」。 
 
どんな理由でも良いので、
(フィクションでもいいので、) 
「よかった」理由を考えて見てくださいね。 

画像4

 わたしの解答例は
「一旦気にし始めたら面白くなり
一気に掃除上手になったから、よかった。」  
 
あなたはどんな「よかった」理由を考えますか?
ぜひ、聞かせてくださいね。

カフェで書き物をすることが多いので、いただいたサポートはありがたく美味しいお茶代や資料の書籍代に使わせていただきます。応援していただけると大変嬉しいです。