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ミッションが現実になることを感じる時

あなたは歯科医・ベストセラー作家である井上裕之先生をご存知ですか? 

井上先生はミッション×潜在意識を2つの柱とする人生哲学
「ライフコンパス」を提唱されています。 

井上先生からそのライフコンパスを学んだ認定コーチが書きつぐ
「ライフコンパスコーチのリレーブログ」、
今回はわたしが担当させていただきました。 
http://lifecompass-coach.com/2019/09/09/relayblog95/

みなさん、こんにちは。
ライフコンパス認定コーチの櫻木由紀です。 

このブログを読んでくださっている方たちの中には、
井上裕之先生のもとで学び、
ご自分の人生のミッションを作られた方もいらっしゃるのでは、と思います。 

ミッションとは、自分の「使命」や「価値」のことで、 
「自分はこれをするために生まれてきた」
と心の底から思える人生の大テーマです。 

ですから、
「このミッション、自分の自分にはちょっとハードルが高いよな・・・」
と感じたとしても、人生をかけて取り組んでいく使命、
人生の行動規範になるものなのですから、
それでいいのです。 
 
わたしのミッションは数回のアップデートを経て
 
「人生最後の日に悔いのないよう、力を尽くして真摯に生きる。
言葉で人をつなぎ、世界を広げ、心に灯をともす。」
 
というものになっていますが、正直言いまして、作った時には
「いつ実現できるかな・・・・?」
と思っていました。 
 
でも、このミッションと共に歩みを進めているうちに、 
主な仕事である通常の翻訳・通訳の仕事以外でも、 
多少なりとも言葉で人のお役に立てたり、 
このミッションを実現できているのかな、 
と実感できる機会が増えてきました。  

最近そのように感じたのは、コロンビアから
伝統楽器アルパ・ジャネーラを演奏するために
来日していたアンドレス・アレーナスさんの
アテンドをした時のことです。 
 
アテンドをしながら様々なお話を聞いているうちに、 
彼が自国のコロンビアの音楽を日本で演奏できることに
誇りと喜びを感じていることが伝わってきました。   

自国を愛している彼は、
過去のコロンビアの危険で良くないイメージを
持ち続けている人たちがいることもわかっていて、
実際にコロンビアに行ったわたしが
コロンビアが好きだというのをきいて
 
「あなたがコロンビアについて良いイメージを持ってくれていることが嬉しい。」
「日本を見習って、僕たちもがんばらないと。」
と話していました。 
 
若いながらも自分の国の将来のことをきちんと考えている
彼の活動を応援したくて、
Facebookにスペイン語と日本語で彼の活動の様子を書き、
動画や写真も添えました。
 
ちょうどコロンビア人の友人が
「私の国についてはいつもネガティブなことが伝えられているので、
コロンビアの価値あることを
強調していただくのはとても大切なこと」
という趣旨のことを書き、
 
別の日本人の友人がコロンビアに15日滞在した後、
「コロンビアの一番の財産は、そこに暮らす人」
という投稿をした時だったので、 

そういった内容をまとめて書いたところ、
たくさんの方からコメントやメッセージをいただきました。 
 
日本の方からだけでなく、
アンドレスさんのご家族やご友人、彼の大学時代の先生までが
コメントやメッセージをくださり、
彼が日本滞在を楽しんでいることを安心し、喜び、
彼が遠く離れた日本でコロンビアの音楽を演奏し、
紹介できたことを心から誇らしく思っていることが伝わってきました。  

また、面識のないコロンビア人の方からも
「素敵な投稿ををありがとう」
というメッセージをいただき、
 
「やはりコロンビアの一般の方も
もっとコロンビアの良い面をたくさんの人に知って欲しいと
思っているんだな」
 
と実感しました。
 
わたしがしたことはささやかなことで、
わたしの語学の師匠がしているような、
国と国をつなぐような大きな仕事ではありません。 

でも、今回のように、遠く離れた家族の心をつないだり、
少しでも安心していただけたり、
「あの子の演奏を、こんな風に日本の方に聞いてもらえた!」
と喜んでいただけたこと、
そして、コロンビアの皆さんが願っているように、
コロンビアの伝統文化や人の絆の強さといった素敵なところを
日本の方に少しでも伝えられたということが、
わたしはとても嬉しかったのです。
 
まだまだ小さな一歩かもしれませんが、
「言葉で人をつなぎ、世界を広げ、心に灯をともす。」
というミッションが、
いつ叶えられるかわからない遠い理想から、
少しずつ実現できるものに変わってきたのだと
感じることができたのですから。 
 
これからも、自分のミッションの通り、
言葉で人のお役に立てるように活動していきたく思います。
 
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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