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「頭のいい人の読書術」とは?

あなたは、普段、どのように本を読んでいますか? 
 

和田裕美さんの会員組織の
今週の朝活には、ゲストがいらっしゃいました。
 

以前、和田さんのラジオ番組 「Wada Cafe」に出演されていた、
尾藤克之さん(コラムニスト、著述家)です。 
 

その時のお話があまりに面白くて、
ポッドキャストでその2回の放送を
繰り返して聴いていました。 
 

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その時は尾藤さんの本のお話や
子供時代からの読書のお話だけではなく
尾藤さんが代議士秘書をされていた時のお話や
コンサル時代のお話、
運営されている障害者支援団体のお話など
様々なお話があったのですが、
・・・
とにかく、
「尾藤さんってこんなに面白い方なんだ!」
とびっくりしたのです。 

 

和田裕美さんも(褒め言葉として)、「尾藤さんは、変な遠慮がない」、「どうやったら人がくすぐられるか、人の欲望がよくわかってる」、「人の顔を見ながら先手を打つ」 などと評していました。

 

ね、面白そうな方でしょう?


今回、和田さんの会員組織の朝活に尾藤さんが参加してくださり、今回も朝から目の覚めるようなお話をいろいろ聞かせてくださいました! 

和田さんが
「自宅にいることが多い今、読書をする価値」 
について質問すると、尾藤さんは、


「今、テレビを見るとネガティブな情報ばっかりですよね。
ニュース見るたびにネガティブになるのであれば、本を読むことでマインドをプラスに持って行く効果があると思う。
 

海外の研究機関のデータによると、
『読書することによって人間のストレスが軽減される』
と言う研究発表もあります。
(これをきっかけに)
今まで読めなかった本を読めるようになれるといいのでは。 
 

僕はヒット作やベストセラーはあまりオススメしていない。 
むしろ普段読まない本読むと 
効果があるのでは。」 
 

と話してくださいました。
 

また、尾藤さんは情報を探すときは情報の精度が全く違うため海外のサイトを見るようにしているとか。 


「アメリカとイギリス(欧州の全体の情報がタイムリーにわかるので)押さえておけばほぼ間違いない」
「実態がわからないのでネットの情報よりはちゃんとしたニュースサイトの情報を見に行ったほうがいい」 


と、BBCやCNNなどのサイトを見るようにしているそうです。 
 

そして、読書術については、 
「僕は速読はあまりすすめません。 
できる人もいるんでしょうけど、自分のペースで読めれば、こんな幸せなことはないと思う」 
と、自分のペースで読書を楽しむことをすすめていらっしゃいました。  


しかも、尾藤さん、小学生の頃から、独特の読書術を身につけていらしたそうです。  


「3分の1だけ読めば大体わかる。
ビジネス書なら第1−2章を読めば、多分本の8割わかる。
 

そこが面白くないと読者は買わないから、著者はキラーコンテンツを最初に持ってくるから。 


ページは全ては読まないで、本の上の方の半分から3分の1くらいを飛ばし読みする。 
本の上の方の3分の1リーディングでも本の半分はわかる。
(ちゃんと読んでも)3日も経てば忘れるのだから、短い時間で3分の1でも手っ取り早く読んで、半分でも理解できた方がいいのでは」  


しかも、下ではなく、
「上半分を目で追う」
のが重要なのだそうです。 
 

「日本語は主語があって述語がくるから、下半分を目で追っても理解できない。
主語がないと理解できないから、上の方を読まないと理解できない」 


なるほど・・・!「目から鱗」、でした。 
 

巷に溢れる読書術は、右脳が発達した一部の人しかできず、一般的とは言えまないものもあります。  


でも、尾藤さんの「3分の1リーデイング」は「誰でもできると思う」とのこと。  


尾藤さんのご著書
「頭がいい人の読書術」
にはその読み方が書かれているだけでなく、読みながらその方法を練習できる仕組みもあるとのことで、早速Amazonで注文しました。 
https://amzn.to/2xZiQCD 


ちなみに、尾藤さんが必ず一年に一回読むのが、自分が最初に本に触れた時に感動した本なのだそうです。 
(「大どろぼうホッツェンプロッツ」や眉村卓さんの「ねじれた町」など)
 

まだまだ面白いお話も伺ったのですが、続きはまた次回に。 
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。


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