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一心に、目の前のたい焼きを味わう

そろそろ髪を切りに行こうかな、
と早めの時間に
いつものお店に向かいました。

そのおかげであまり待たずにすみましたが、
わたしがお店を出るときには、
5−6人の人が待っていて
「みんな同じことを考えるのかな」
とびっくり。

(確かに、週末のうちに
切っておきたい気持ちはよくわかります) 

その後、久しぶりに
ハモニカ横丁の
「天音」へ。

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最近、ある方がこのお店のたい菓子
(ここではたい焼きではなく
「たい菓子」と呼ぶのです)
のカスタードのことを書いていて、
久しぶりに食べたくなったのです。

「天音」は小豆ももちろん美味しいのですが
カスタードは人気なので、
午後に行くとほぼ必ず
売り切れになっていて、
滅多に食べられないのです。 

少し並びましたが、
さくさくと列が進み、
めでたく久々にカスタードのたい菓子を
買うことができました。

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しかも、焼きたて

世間でいろいろなことが起こっても、
焼きたてのカスタードたい菓子は美味しくて
しあわせを感じました(^^)

今日、こんな詩を読みました。

「一心    谷川俊太郎 

生きのびるために
生きているのではない
死を避けるために
生きているのではない

そよ風の快さに和む心と
竜巻の禍々しさに怯える心は
別々の心ではない
同じひとつの私の心 

死すべきからだのうちに
生き生きと生きる心がひそむ
悲喜こもごもの
生々流転の」 

みんなそれぞれに
「悲喜こもごも、生々流転」
の毎日を生きているのだと思います。

様々な思いを抱きしめつつ
その時々を大切にしていれば、
どんな状況でも意外とたくましく
楽しいことや嬉しいことを見つけて
生きていけるのではないかな、
と思っています。

それが「一心」ということなのでしょうね。

一心に働く。
一心に取り組む。
一心に楽しむ。 

本当に一心に何かに打ち込んでいると
余計なことに悩むことも減りますしね。

美味しいものを一心に味わう時間も、
やはり大切なのです。

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今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

*写真は吉祥寺・ハモニカ横丁の「天音」。
やっぱり、歩いて行けるところに
このお店があってよかった! 

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