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鎌倉へ行ってきました

お土産クッキーシリーズ第2段です。
勝手に名付けました笑。
『お土産クッキーのようなタイトル』というだけで、普通にちょっとした旅の記録です。


6月初旬に江の島へ行ってきました。

今回はかねてから息子が行きたいと言っていた
『鎌倉』へ、息子と二人電車旅です。

お昼近くの出発となってしまったため、
鎌倉に到着したのは昼を少し過ぎた午後1時。
二十数年振りの鎌倉は、観光客で大変な賑わいでした。
鎌倉は、学生時代にたまにひとりで訪れていました。北鎌倉で降りて、円覚寺、建長寺を巡り、徒歩で鶴岡八幡宮へ参拝するというのがお気に入りのルートでした。
今回は息子もいるので、欲張らずに
『鶴岡八幡宮』のみ参拝することにしました。

鎌倉駅を出て、まずは腹ごしらえです!
写真を取り忘れましたが、参道沿いの豚カツ屋さんで定食をいただきました。
やはり観光客、外国の方がお客の半分以上を占めていました。

お昼をすませて、目的の鶴岡八幡宮へ向かいます。
日差しはかなりギラギラしています。
真夏のようですが、時折山からの風が心地よく流れてきます。

雲一つない青空です。鳥居の朱が映えますね。
太鼓橋近くの源平池の蓮。蓮のつぼみはまだ緑です。
参道脇には息子を誘惑する屋台が並びます。
ちょっとこちらの空模様を覚えていてください。参拝を終えた頃に突然空が賑やかになります…

手水舎で清めて拝殿へ向かいます。それにしてもものすごい人、人、人…二十数年前の景色との違いに躊躇いつつ、石段を登ります。

石段脇にどっしり構えていた、『御神木』が姿を消していました。
りすがよく遊びに来ていた御神木、平成二十二年に残念ながら倒れてしまったようです。
お役目を全うしたんですね…。
倒れた木から、元氣に若木が成長して親木のあとをしっかりと継いでいるようです。
なんだか応援したくなりますね。

登りきった石段の上からの景色は素晴らしいものでした。

拝殿で手を合わせます。息子も私について神社巡りをしてくれるので、参拝のお作法もしっかりマスターしています。小学校四年生の男子にしては、すごいんじゃないかと…笑。

鶴岡八幡宮といえば、鎌倉幕府を開いた源頼朝です。
氏神さまである【井草八幡宮】は、
源頼朝公お手植えの松もあったり(厳密には初代黒松は倒れてしまい、現在は二代目の松が境内を見守ってくれています)、
東北征伐の際に源頼朝公が先勝祈願をしたという
話も伝わるほど、実は繋がりのある神社でした。
先日やっといただいた(なぜか機会を逃して購入していなかった)御朱印帳にも素敵な源頼朝公が刺繍されていました。

ですので、今回の鶴岡八幡宮への参拝はとても楽しみにしていました。

いつも氏神さまでお世話になっていること、
今回ご縁をいただいて息子と参拝出来たことへの
御礼を申し上げて、拝殿を後にしました。

その後、息子のリクエストにより宝物殿も拝観しました。

源平合戦の屏風がありました。
弓の名手の那須与一はどこかと探しましたが、残念ながら見つける事が出来ませんでした。

頼朝像や甲冑、弓、十二単など、
国宝のためそれらは模造品ではありましたが、
それでも、甲冑や弓からは当時生きた人々の背丈が容易に想像できるのが面白いですよね。
屏風の中の絵物語ではなくて、
リアルに生きた人がいたことを感じられ、
不思議な氣持ちになりました。
目の前の存在する『もの』に当時の空気、
人の気配みたいなものを感じます。
まるで『もの』を介して過去の空気感を同時に感じているような、不思議な感覚です。

息子も食い入るように見つめていました。
彼は、何を感じとったんでしょうか…。
言葉に出来なくても、感覚で歴史を感じてくれて
いるんじゃないかと思います。

宝物殿を後にして、拝殿を出ました。
お守りを求める人で社務所は大変な賑わいでした。
息子は、目を輝かせてお守りを選んでいました。
いただいたのは、『勾玉型のお守り』でした。
とてもきれいな深い緑色の勾玉です。

息子のお小遣いで購入した御守り

階段を降りる途中、二筋の雲が空を横切っているのを見ました。
氣持ちよさそうに泳ぐ『龍』だったんでしょうか。
見上げた私の心も、とても晴れやかな氣持ちになりました。

社務所の列に並んで書いていただいた御朱印です。
頼朝公との繋がりのある氏神様の隣の項に書いていただけたことが、とても特別な事のように感じました。

日差しは厳しかったですが、
風が吹いていたので、
蒸し暑さはそれほど感じませんでした。
帰りのホームでは、太陽に雲がかかって、
厳しい西日も浴びることなく、
電車もすべて座れて(←これ、ものすごく有難いことでした!)
短い旅の疲れも癒しながら帰宅することが出来ました。

『ママ、次は江ノ電乗って、江の島行こうね!
 スラムダンクの駅も行きたいな~!!』
息子もすっかり鎌倉散歩が氣に入ったようです。

歴史漫画好きの息子と、神社巡り好きの私と、
二人の趣味が満たされる良い旅になりました。
一人旅も楽しいものですが、
現地であれやこれやと語らいながらの旅もまた
面白いものですね。

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最後まで、読んでくださりありがとうございます。
読んでくださったあなたとのご縁に感謝です🌈**************************************************

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