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香取神宮とレイライン

さて、前回のパワースポットを歩くで紹介した鹿島神宮。今回は、同じく東国三社の一社である香取神宮とレイラインの関係について紹介したいと思います。

過去記事はこちらから↓

鹿島神宮と非常に深い関わりのある神社が、香取神宮です。

香取神宮とは

千葉県香取市香取にある神社で、下総国一宮です。初代神武天皇18年の創建と伝えられ、『常陸国風土記』にもその名前を見ることができます。

主祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)です。この神様については、以下に詳述します。

天孫降臨神話と香取神宮の神様

有名な天孫降臨の神話。

むかしむかし、高天原という世界から、神様たちが日本に降りてきたという神話ですが、『日本書紀』では、鹿島神宮のご祭神である「武甕槌大神(たけみかずちのおおかみ)」と共に、降臨した神がいます。
それが、香取神宮の主祭神である「経津主神(ふつぬしのかみ)」。

この神様は、伝承によって少しずつ違いがあり、「武甕槌大神」と同じ神であるという説、「経津主神」だけが天降ったとする説、神武東征の際に「武甕槌大神」が神武に渡した剣に「フツ」の名がつくことから「剣である」、という説までさまざまです。

東国三社とレイライン

前回、鹿島神宮とレイラインについて、チラリとふれました。
この香取神宮は、鹿島神宮、息栖神社とともに、二等辺三角形を形作っています。
鹿島神宮からちょうど真南の位置にあるのが息栖神社、そして息栖神社から真西にあるのが香取神宮です。
この息栖神社には、「武甕槌大神」と「経津主神」を乗せて天降ったと言われる「天鳥船神(あまのとりふねのかみ)」が祀られています。

この、息栖神社と香取神宮を結ぶ東西のライン上には多数の神社、そして古代祭祀遺跡があります。

偶然というにはできすぎた配置ですよね。

要石は香取神宮にも存在する

さらに前回ご紹介した鹿島神宮の要石。香取神宮にも対になる要石が存在していて、このふたつの石を結んだラインはピッタリと東北になります。

東北――つまり鬼門の位置です。

何かを封じている……?
いや、そもそも日本という国を守っている……?

と考えるのは、考えすぎでしょうか?

実は、まだまだ壮大なレイラインが隠されている、この東国三社。

レイラインの続きはまた次回!


香取神宮のご利益

◇◆ご利益◆◇
家内安全、産業(農業・商工業)指導、海上守護、心願成就、
縁結、安産
勝運、交通 安全、災難除け

エネルギー的には、やはり鹿島神宮と似たエネルギーを持っています。
ピリピリッと背中が引き締まるような感じです。
まさに、その剣で目の前のトラブルをスパスパと断ち切ってくれるようなエネルギー。

さまざまなご利益がありますが、一般的な願い事よりも心願成就、災難除けにおすすめしたいですね(個人的には)。

天使と慣れ親しんでいる方には、「大天使ミカエル」のエネルギーが重厚感を増した感じ……と思っていただくとわかりやすいかもしれませんね。

香取神宮
住所 千葉県香取市香取1697

※この記事は、2011年に作成した記事をもとに再構成したものです。



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