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ユキ先生の「大人のための授業」part48-なぜ「遊楽舎ヒカル店」は閉店に至ったか

ユキ先生です!
本日は、社会として「遊楽舎ヒカル店」はなぜ閉店したのか、について授業をしたいと思います。

お断り(※必ずお読みください)

本記事は、遊楽舎についてある程度ご存知の方を対象にしています。
また、本記事は誹謗中傷を目的としたものではなく、あくまで「失敗から学ぼう」という趣旨となります。しくじり先生のnote版だと思っていただければ近いです。その点、ご注意いただきますよう、お願いいたします。

ついに閉店となった遊楽舎ヒカル店

元々、遊楽舎は姫路に存在するカードショップ店です。一応、各種プライズゲームや格ゲーなどを置いているようですが、この記事ではカードショップ店として扱います。
で、ある日唐突にヒカル氏の提供により、秋葉原駅徒歩3分くらいという超好立地にて、遊楽舎ヒカル店がオープンする運びとなりました。当時はそれなりに話題となりましたし、私自身も近くにできてよかった! と当時は思っていました。
そしてつい先日、そのヒカル店が撤退することに……。
その経緯について、店長自らが語っている動画がこちらです。
なお、微妙に長くてウザいOPは飛ばしています。遊戯王対決とか何年前の話だよ……

さて、動画中にコロナと何回言ったでしょう?
答え? たくさんです。一々数えるのも面倒なくらい連呼しています。
新型コロナ感染症の影響があったのは事実ですし、その中でも黒字だったのも恐らく事実でしょう。
ただ、問題の本質はそこではありません。

余談ですが、動画中散々「コロナ感染に備えて対応」と言っていましたが、結局新型コロナ感染症が発生しています。こればっかりはしょうがありません。どんなに対策しても、新型コロナ感染症のリスクはゼロにできず、その点を責めるつもりは一切ありません。ただ、市販の検査キットを使っていたのはさすがにどうなの? とは思います。あと、有給は何日前に申請が必要とかは各種労働法律を見返してね、とも思います。

店長がいない遊楽舎ヒカル店の価値って……

遊楽舎ヒカル店に行くとワンチャン店長がいる! 会える!
わざわざ姫路に行かなくて済む!
ということで、開店当時はそれなりににぎわっていたかと思います。事実、私もそれなりに早い段階で来店しています。
私は遊戯王などはまったくわからないので、品ぞろえに関しては私から言えることはありません。ただ、その当時から「あんまり魅力のない店だな」と思っていたのは事実です。一応、バンドリのカードを購入した覚えがありますが、その時は店長はいませんでした。
ちなみに、(少なくともこの時点では)カードの査定は店長が行っていたそうですが、他の誰かがカードを売ろうとしたところ「店長今いないのでめっちゃ待ちます(意訳)」と言われてしょんぼりされていたのを覚えています。

「結局何がしたかったん?」

これが閉店のニュースをきいて最初に思ったことです。
わざわざ秋葉原というレッドオーシャン、つまり激戦区に飛び込むからには、何かしら戦略があるのか? と思いきや、結局何もありませんでした。
そもそもとして、遊楽舎は店長込みのコンテンツです。
そして、店長は某夢の王国みたいに「2分前に遠くにいたはずの鼠がここに!」なんてことはできません。やべぇ消される
つまり、「元から姫路と秋葉原の2店舗経営は成り立たない」わけです。これは、誰もが薄々感じていたのではないでしょうか。
動画一覧をみると、戦場の絆2についてまとめた動画を出していますが、絆2を叩いている暇あったら自分の店なんとかせぇや、と言われても仕方ないでしょう。
ちなみに、店長が指摘する「戦場の絆2のコケた理由」はあんまり本質をついていませんので、ぜひ私の別の記事をご覧ください(ダイレクトマーケティング)。

私たちが学ぶべきことは

一社会人として、「自分の何が強みなのか?」は、常に考えておいた方がよいでしょう。
そして、現代はとにかく変化するスピードが猛烈と言っていいほど速くなっています。変化しない、もしくは変化できない人は置いて行かれます。
そして、遊楽舎ヒカル店は少なくとも最後まで変化に対応することができませんでした。
自分の強みは何なのか? 自分は何をしたいのか? それをするために、自分の強みはどう活かせるか?
これらを常日頃からブラッシュアップしていく、これは店舗経営に限らず、一社会人のキャリア形成においても非常に大切なものとなります。これこそがこの記事の本質であり、記事を作成するに至った理由になります。

本日の授業はここまで。
もし少しでも参考になりましたら、スキやフォローなど、よろしくお願いします!

余談

実はこの記事を書くにあたり、遊楽舎ヒカル店を訪れているのですが、印象は当初とまったく同じ……どころか、更に悪くなっています。
なんで3000円ガチャを、貴重なスペースを割いてまで、今に至って置いているんでしょうか? そういうのは、ヒカル氏が一度回せば話題作りとして役目を終えるものであり、実際ヒカル氏はこのガチャを回す動画を出しています。
こういうのは他人が回すのが面白いのであり、ほとんどの人は1回3000円もするガチャをしたいとは思わないでしょう。

また、店長はFGOACの問題点に関して、「配信中にリスナーできく」ということを行っていました。配信企画としては別によいのですが、さすがにきく相手くらいは選んだほうがよいのでは? と、傍から見てて思いました。実際、「それってあなたの感想ですよね?」といった怪しい「リスナーの意見」もちらほら見受けられました。


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