【梅雨入り間近！】気象病救済となるか？！ 漢方薬ゴレイサンを試してみた～ユキ先生のオトナの授業93時間目

近年、気象病という単語がSNSなどで用いられるようになりました。
低気圧や雨による体調不良全般を指すものです。症状としては、倦怠感や頭痛など複数あり、医学的には気象不良症候群といった方が正確かもしれません。
そして、数年前にSNSでバズった「気象病の体調不良に効果がある漢方薬五苓散（ゴレイサン）」を実際に試してみましたので、ここに記します。
はたして、気象病に悩まされている人の救世主になるのか？！

五苓散って何？

漢方薬の一つ、五苓散。
実は元々の効用は対気象病ではありません。二日酔いやむくみを軽減するお薬です。
そして、この漢方薬をほぼそのまま粒にしたお薬がすでにドラックストアで販売されています。これなら医者にかからず、ダイレクトに入手できます。ただし、後述しますがコストパフォーマンスが最悪です。

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24錠入りとありますが、1日12錠なので、箱入りにも関わらず実質2日分です。つまり1日500円！ えぇ……。
もし試してみたいのであれば、その辺の町医者で、漢方薬として処方してもらう方がよいでしょう。
ちなみにツムラでは17番にナンバリングされております。
（漢方薬は名前が長くて覚えにくいため、処方ごとに番号が振られています。「ツムラの17番」といえばこの薬をさす、と思っていただければOKです）

実際に使ってみた結果

先ほど、むくみを軽減するお薬と書きました。
その仕組みは実にシンプルです。ものすごく頻尿になり、嫌でも水分が排出されます。
元々頻尿気味だった私にはこれが致命的で、1時間ももたずに尿意が来ることも少なくないため、冗談抜きで日常生活に支障をきたしています。
よって「気象病対策どころではない」ため、私はこの薬を断念しました……無念。

……とはいえ、これは私の話。
トイレが近くなることは間違いありませんが、日常生活に支障をきたすほどになるかどうかは個人差があります。これを書いている時点で梅雨入り間近であり、試す価値は大いにあります。ついでに二日酔いにも効きます
もしこの記事をきっかけに五苓散というお薬を知った方は、ぜひお医者さんや薬剤師さんと相談してみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました！ それでは。