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ユキ先生の「大人のための授業」part56-部活で過労死……過労死ラインの知られざる事実

ユキ先生です。
最初にお断りしておきます。この記事に救いはありません。
ただ、淡々と事実を伝えるのみです。
少しでもツライと思ったら、即ブラウザバックしてください。

まさか令和の時代になって、部活動で過労死ライン越えをする学校があるとは思いませんでした。
犠牲者の男子生徒、心からお悔やみ申し上げます。
↓ 学校名が出てます。yahooニュースなのでしばらくしたら消えると思います

当然ですが部活動なので、厳密には過死ではありません。
しかし、未だに部活動で過酷な練習を、しかも運動系ではなく文科系に属する部活が、令和の時代になっても続いていたという事実に驚愕しました。
また、記事を読む限り、教員も「他人の気持ちを踏みにじる」=「サイコパス」だらけで、さらに衝撃を受けました。

過労死ラインとは

過労死ラインとは、月の残業時間が80時間と定義されています。
この手の話をすると必ず「俺は○○○時間働いているんだが?」と聞いてもいないのに残業自慢する社畜がいますが、どうでもいいのでスルーします。
そして、ここからがあまり知られていないのですが、この80時間はあくまで「死ぬリスクが跳ね上がるライン」であり、「うつ病などの精神疾患のリスクが跳ね上がるライン」はもっと手前です。

男子生徒が部活を辞められなかった理由

この手の話になるとまた現れるのが「部活辞めればいいじゃん」という意見です。これがブラック企業になると「会社辞めればいいじゃん」になります。
で、これらは「人は過労死ラインに近づくほど、判断力がまともに機能しなくなり、恐ろしいほど視野狭窄になる」ということを知らない幸せな人たちです。
「メンタルが病んでいるときは重大な決断は絶対にしない」
知っている人は知っているこの鉄則ですが、男子生徒にそれを求めるのは酷と言うものです。恐らく、男子生徒はもう死ぬことしか考えられなかったのでしょう……。

この学校の教員サイコパスだらけ

ここの学校名はニュースの時点で公表されております。ここです。

吹奏楽部が単独で項目が作られていることから、吹奏楽の名門なのでしょう。そして、今後も吹奏楽で高みを目指すのであれば、少なくとも千葉県においてはここに入るしかないのでしょう。なんか知りませんがテレビ番組にもよく出演していたようです。
で、先ほどのyahooニュースを見る限り、教員たちはまったく反省していません。「教頭が翌年の遺族対応の際に「あけましておめでとうございます」とあいさつした」あたりで、もうそういう教員しかいないんだなとわかります。

我々はどうするべきか

私含め、教育関係者でなければ、我々にできることはありません。二度と同じ悲劇が繰り返さないように、という願いは、既に過去の誰かがやっています。
また、ワイドショーのように「学校はこうあるべき」と論じたところで、現場に影響力がないのであれば何の意味もありません。
部外者が何とかできるのであれば、とっくの昔にこの手の悲劇はなくなっているのですから。

最初に述べた通り、この記事に救いはありません。
この記事はここで終わります。落ちもありません。

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