体調を治すなら二千年以上前にタイムスリップ!
あー、殴りてえ、蹴りてえ。
そんな気持ちで会社にあるダンボール箱を蹴った私。
だ、誰も見てないよね……?
とにかくストレスがめっちゃすごいです。
というのも仕事がなかなかストレスのたまるものでして。
どうにかストレスを鎮める方法はないかと、ストレス系の本を探してみました。
「人類は何百万年も前から自然に囲まれ、家族同然の人間関係の中で暮らしてきた。それがここ数千年で急激に変化した。見ず知らずの他人との接触率が増えた。コミュニケーションなど本来人間に備わっている機能ではない。自然に触れなくなったのはそここそ近年の話。あまりの環境変化に遺伝子が追いついていないのだ」
そういったことが書かれている本をみつけました。
鈴木祐さんの「最高の体調 ACTIVE HEALTH」です。
この本の、というか作者のいいところは多くの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて話すことです。個人の経験は参考になっても絶対ではない。その絶対にできるだけ近づいたものがエビデンスだと私は考えます。
「アフリカの狩猟採集民は未来という概念がない」
「衛生的な生活がいけない」
など根拠に基づいて説明してくれます。
主観はかなり危険なものなのだと私は思っています。もちろん、いいと思ったものは自信を持っていいし他人のものなら参考にするべきなのですが、自分の思考が間違っている可能性が高いです。それに比べてエビデンスは研究を踏まえた考えなので信用度が違います。
前述したとおり、人類は長い間、ずっと同じ生活をしていました。それが人類にとって必ずしも悪いことではなかったのです。言い換えれば我々は成長途中にあります。
現代を生きる我々の思考は常に進化し、前へ前へと進んでいることでしょう。
ですが、肝心の肉体が追いついていないのです。
それがストレスや体調不良といった形で表れます。
それをどう対処したらいいのか、人類の歴史と今日までに得た科学の力で対応しようというのがこの本です。
すべては紹介できないので少しだけ私なりに実践したことを三つ記します。
1 YouTubeで自然の音を流す
自然、森林、波、滝といった単語で検索すれば、自然風景を長々と撮影してくれた人たちの動画が表示されます。たいてい時間も長いので助かります。
これで擬似的に自然の中にいるように。
気休めに見えるかもしれませんが、どうやらデバイスを使用するだけでも違うようです。もちろん本物のほうがいいのですが、都市化した街の住人は気軽に自然に触れられません。
最初は簡単に自然の音を楽しみましょう。
ちなみに私は仕事中にBGMとして流していました。それが許される程度の地位であるのと、人材不足で職場で一人です(泣)
あと、川と鳥のさえずりを流していたら同僚の女の子から「音姫みたいですね」と言われました(笑)
2 スマホのホーム画面を自然風景にしてみる
これでスマホ依存症でも自然を目にできますね。
視覚的に自然を捉えることは重要みたいです。
パソコンの画面を切り替えたほうがいいでしょうね。
私はYouTubeを全画面表示にして、エクスプローラーを開いても自然が目につくようにしていますね。
3 帰り道に緑を選ぶ
ちょっと試してみている程度ですが、公園などが目につく場所を選んで帰るようにしています。
少し触れるだけでも自然に触れたと思えるのでいい気がしますね。
スーパーやドラッグストアに寄らないときには利用したい帰宅コースです。
他にも観葉植物を部屋に置くだけで変わるみたいですね。
確かに目につくところに緑があるのはいいかも。
……私みたいに自室の作業机の前に会社関連の紙を貼り出しているのはヤバイかも。
この他にも多くの方法があり、すべて実践するのは難しそうですが、少しずつ実行できたらいいと思います。
そしていつの日か毎日が明る日を迎えたいです。
※ついでにしゃれた観葉植物をみつけたので
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