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【Legacy/ Miracle】ジェネリック奇跡を組んでみた

こんにちは。「ひらこ」と申します。
2児の父になりました。普段はDiscordサーバーで遊んでおり、レガシーやパイオニアのデッキをチマチマ作っております。

今回は「青白奇跡」のお話です。

私、MTGを始めたのがタルキール覇王譚ブロックでして、その時のレガシーは「青白奇跡」に染まっておりました。

当時、モダンで《ゴブリンの先達》を抜いた赤単バーンを組んでいた自分にとって、デュアランや《意志の力》を使いこなす姿は憧れだったのです。(当時の《ゴブリンの先達》は3000円でした。)

さらに青白奇跡は「練度が必要なデッキ」。自分には高嶺の花だと敬遠しておりました。

しかし、先日「一万円レガシー」なる記事を拝読し琴線に触れるものがありました。

https://note.com/mzn_ba/n/nc8ad0ae3c15f

さらに、《永久のドラゴン》を発見して「これならば青白奇跡の入門として自分でも回せるのではないか」と考えるようになりました。

今回は自分が構築した「青白奇跡」を紹介したいと思います。

が、デッキを紹介する前に「青白奇跡とは何ぞや」という所からお話しますので、ご存じの方は適宜飛ばしてください。

青白奇跡とはどんなデッキですか?

青白奇跡はレガシーを代表したコントロールデッキです。大隆盛した頃は《師範の占い独楽》と《相殺》によるソフトロックで呪文を打ち消し、出てしまったクリーチャーは《剣を鋤に》や《終末》で除去します。フィニッシャーに《天使への願い》を据え、比較的低コストで4/4の天使トークンを大量に生成します。

レガシーでは《渦まく知識》や《思案》が使えるだけでなく、当時の《師範の占い独楽》も合わさって、奇跡呪文がお手軽に使えました。

しかし、《師範の占い独楽》は練度が必要なカードでしばしば大会の遅延をもたらしました。そのため《師範の占い独楽》はレガシーで禁止に指定され、カードのインフレ化に伴い、青白奇跡を使う人は少なくなりました。今ではバントコントロールや4色コントロールが替わりにいますね。

ジェネリック奇跡の紹介

というわけで、デッキ紹介です。

晴れる屋の通販で14000円程度、モダン手持ちのサイドカードを引っ張ってくる以外はジャンク品から手に入れました。カードは拾った

何をするデッキですか?

《天使への願い》を唱えたい!以上です。

そのために、できる限り耐えて耐えて耐えて《天使への願い》を唱えられるようにしています。

5回戦の大会に行ってみた

知人との練習もできたので、実践してみました。

◆赤白チブ:⭕️❌❌

三球から動かなかったので三球の威力が無くなり出てきた脅威を永久のドラゴンや勝利械、素キャスト終末で凌ぐ。最後は素キャストドラゴンや素キャスト天使への願いを唱えて勝ち

2ターン目の練達をカンスペするも、続けてきた練達を捌けず、負け。

1ターン目の赤チブに走られて負け

◆不戦勝、少し悲しい

◆グリクシスミッドレンジ:❌❌

土地が来なかったので2マリガン。ナーセットを打ち消せず、そのままアドバンテージが増え続けて負け。ナーセット強いな。

ウィルを吐かせて永久のドラゴンで何とか耐えるが。コラコマで勝利械を壊され、そのままやり直しコンボ決められて負け。

◆黒単:❌❌

グリセルを釣られるも終末で耐え、ウルザサーガのトークンにやられて負け

平地を引けないまま構築物トークンにやられて負け

◆赤単ストンピィ系:❌⭕️❌

赤単ストンピィと騙し討ちをハイブリッドし爆発力高くしたデッキ

チャリス1に手札が引っかかり、クリーチャーに華麗に走られて負け

ヘイト置物を置かれず手札が捌ける状態で長期戦、最後は天使と永久のドラゴンで押し切り

1ターン目にインスタント否定、2ターン目に騙し討ちエムラともう一体で終了

反省会

勝つゲームもありましたが全部負け。実質0−5ですので、構築が悪かったと言わざるを得ません。振り返って、次のように思いました。

  • 10年くらいモダンのバーンだけを使っていたので、アドバンテージとは、と考えるようになりました。

  • 《軽微なつまづき》は相手をすっ転ばせている間にクリーチャーで走りきるカードでした。長期戦思考のこのデッキでは向いていませんでした。

  • パイロやナーセット蔓延る環境の中で勝利械は仕事をしにくいかもしれません。

  • 永久のドラゴンは非白デッキでは強いことがわかりました。

  • 《アズカンタの探索》はアドバンテージも得られず、拘束力が無く、耐えられないかもしれません。

  • 青白だけは「アドバンテージを取る」+アルファを持つカードが限られます。《覆いを割く者、ナーセット》は「手札を1枚増やし」「相手のドローをロックする」します。このようなカードを増やさなければいけません。

  • 《天使への願い》が決められれば良いので、その間はロックを仕掛けるのが青白のみでは適切な処置かもしれません。

今回は1-4でありながら、勝つゲームもありました。勝った試合は全て「グダらせる」ことに成功しました。ですので「いかにグダらせて」「《天使への願い》を通すか」に懸けた方が良いはずです。

次、大会に出られるとしたら、お盆になりそうです。

練習を重ねて、チマチマと分かったことを書いていこうと思います。

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