去年死ぬつもりだった
去年の今頃、私は自殺未遂をした。
当時、本当に全てがどうでも良くなりただ生きることが苦痛と感じ、
生を終わらせることだけを考えていたと思う。
だけど、いざ終わらせようと思っても怖いと感じ足踏みをしている。
そのおかげで今日まで生きて来れていると思うと、人生山あり谷ありだと感じる。
うつ病・適応障害・拒食症・アパシー症候群
自分の感情が、考えが自分の手を離れ独り歩きして、複数の自分が出てきて
統率が取れなくなってみんなで好き勝手する。
休職して、1年経過し自然退職となる前に転職に成功して無職にはならず、うつ病を克服し働き始めて3ヶ月が経過している。
腕を見ると、自分で切り刻んだ後がまだ残っている。
本当に1年で私はうつ病を克服できているのか?
今日この頃、仕事に集中できずにやらなければいけない事が進捗せず、
焦りが増してきていると思う。
この焦りは、きっと良くないものだ。
そして、私はこの焦りを知っている。
任された仕事だから。。
周りの期待に応えなきゃ。。
自分はもっとできるはずだ。。
これは自分で自分の首を絞めており、
現実には何の解決策にもなっていない。
このことに気づけたのがこの1年で得た最大の成果かもしれない。
自分で自分を攻撃して、自滅するとはこのことかと。
他人の目や、自分と他人を相対的に比べて優劣で一喜一憂する。
これほど無駄なことはないと気づいた。
サラリーマンだと、会社という社会の中で生きており、
そこが全てであり、そこのルールに従うべきだと考えるかもしれない。
仕事から離れて世の中を見ると意外と生き方は自分で選べると思った。
今まで常識と思っていたのは自分の中にある価値観であり、これがうつ病により崩壊した今、何を選んでもいいと思える。
今すぐ死んで生きることをやめてもいい。
環境を変え、仕事を変え、今までとは違う人生を送ってもいい。
うつ病になる前のように自分に合わない働き方をしてもいい。
ダメな自分と社会に拒絶されたと自分を責め続ける生き方をしてもいい。
私は、環境を変え、仕事を変え、今までとは違う人生を送っている。
職種こそ同じだけれど、業種を変え、働く会社を変えた。
100人以上の規模の会社から、3人でやっている小さな零細企業に移り、
時間と精神的に余裕がある働き方をしている。
色々と変えてお自分の根っこの部分はあまり変わらないようで、
気持ちの焦りは今も昔も変わらない。
だけど、心にかかる負担はかなり軽くなったと思う。
外は風花が舞っていて、何となく生きることについて考えてみた。
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