見出し画像

SE女子がわかりやすく解説!進捗管理のツール【イナズマチャート】

システムエンジニアとして20年、
その間、プロジェクトマネジメントを約15年ほど続けた中で、
プロジェクトの進捗管理をするためのツールをいくつか使用していました。

その中のひとつをご紹介します!

私のプロジェクトマネジメントの経験については
コチラ ↓ をお読みいただけるとうれしいです♡


プロジェクトを管理する要素

プロジェクトを管理するためには

・ 計画
・ 進捗
・ 作業系統化
・ コスト
・ リソース(人、物)
・ 時間
・ リスク

の要素が必要と言われています。

現場の人間が特に意識していかないとならないのが
計画と進捗、時間
です。

計画と進捗をどのように把握し、
計画と進捗をどのようにプロジェクト内で共有し、
いかに計画通りに進めていくのか

プロジェクトの成功に関わってきます。


進捗を管理するツール【イナズマチャート】

【イナズマチャート】を初めて聞く人が多いかもしれません。

作業の項目ごとに計画を期間で線を引き、
報告日時点での実績が、計画全体線の何%の進捗率なのか
を線でつないで表します。

画像1


イナズマチャートの具体的な例

イナズマチャートの見方を具体的に説明します。

画像2

上記の例の場合、
4月6日の時点で
メニュー画面は完了していないとならないのですが
50%の進捗状況である(2日遅れ)
入力画面は着手されていなければならないのですが
未着手である(2日遅れ)
という進捗状況です。

4月8日の時点で
メニュー画面は完了した
入力画面は完了予定ですが、50%の進捗状況である
(4/6から変わらず2日遅れ)
出力画面は予定より進んでいる
帳票1は1日遅れ
帳票2は予定通り
帳票3は1日早く完了
帳票4は予定通り
という進捗状況です。

さらに、
4月6日からの4月8日にかけての
遅れや進み具合がどうなっているのか
も分析できます。

分析の観点を例にすると、
入力画面が2日遅れのままに対し、出力画面が進んでいます。
なぜそうなっているのか?を分析する必要が出てきます。
入力画面が2日遅れのままで、他の作業へ影響が出ないのか?
見直して、必要があれば再スケジュールをしたりします。

というように、
【イナズマチャート】を使うと、
遅れている項目と進んでいる項目が折れ線グラフのように表現され、
進捗率が感覚として把握しやすくなります。


イナズマチャートの問題点

イナズマチャートですが、問題点があります。

それは
「一般的ではない」
ということです。

私は、とあるシステム開発のプロジェクトで、
イナズマチャートを使って進捗管理を行い、
お客様との会議でも報告をしていたので、
イナズマチャートでの進捗管理が当たり前だと思っていました。

その後、別のプロジェクトへ異動し、
そのお客様との進捗確認会の際に、イナズマチャートで進捗を報告したところ、反応がイマイチだったのです。

イナズマチャートの見方から説明をする必要があったのです。

その時、初めて気づきました・・・・

「イナズマチャートは一般的ではないのかな?」

と。

進捗管理によく使われるツールとして挙げられるものに
【ガントチャート】というものがあります。

どちらかというと、【ガントチャート】のほうが一般的であるようです。

【ガントチャート】についての説明は、コチラで説明いたします。


・・・・・・・・


働く女性の困ったを解決!パソコンスキルデータベース

システムエンジニア歴20年で培ったITスキルをまとめた
パソコンスキルデータベース
公開中です♡



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?