企業分析講座 〜就活カレッジday3〜
就活のルールをわかった上で、就活している就活生って、実にどれくらいいるのだろうか?
今日の講座では、
1、就活のルール、市場について
2、企業分析
について勉強した。
結論から言うが、この講座が無料なのが信じられない。
恥ずかしながら、企業分析とかやったことはなく、ルールをそもそも理解していないまま就活していた。
この講座を受ける前と後とでは、就活の仕方が思いっきり変わると思う。
見る場所や、必要な情報、やり方、全てが変わってくると思うし、
何より一番は、就活における生産性が上がることだと思う。
就活の仕組みって?
なんでもそうだが、するなら、そのルールを知っておくべき。
そもそも人材の採用手法って、いろいろやり方があって、それぞれで採用にかかる単価、工数が異なる。
例えば、「エージェントによる人材紹介」というのは、
採用単価がとっても高く、採用が決まれば、一人当たり60〜70万ものお金が支払われるそう。(金額にびっくりした)
今まで、出会った人材業界の方が、私と1対1で面談をしてくれて、私に合っていそうな企業を紹介してくれたことが何度もあるのだけれど、裏でお金が絡んでいたとは知らなかった。
でも、人材紹介が悪い訳では全くなくて、
(言い方は悪くなってしまうが)うまく使えば
・壁打ち相手に
・人事に聞きにくいことを聞ける
・コアな情報、客観的な意見をもらえる
というメリットがあるし、本気でいい企業を紹介してくれることだってもちろんある。
そして、「情報は持って損はない」ということ。
「食わず嫌いはダサい。食ってから判断しろ」
この言葉がめちゃめちゃ刺さった。
「地方にいて知ってる企業が少ないから、どんな仕事をしたいのか想像がつかない、わからない」
って、前の私は言っていたけど、これ、なんの言い訳にもなれてない。
ただただ、ダサい。
情報を持たないことが、いかにリスクになるのか、ちゃんと考えた方がいいと思った。
そして、私は自分自身に喝を入れた。これからちゃんと頑張る。
情報を得る方法はいくらでもあって、
大手志望 → メディア、リクナビ、マイナビ
ベンチャー志望 → Goodfind、Wantedly
を中心にして、あとは Twitter や Openwork を活用するとか。
Twitterの使い方としては、
「企業名でエゴサする、DMを送る」 など。
メディアやTwitterで目にする情報や「口コミ」は、あくまで参考程度にすること。
書き込んだ人の個人的な情報、背景までもは、そこからはわからないし
一次情報に勝てるものはない。
また、OB訪問のコツとして
1、事前に自分がやった経験などを伝えておき、どんな人間なのかを知ってもらう
2、質問したいことを、事前に送っておく
を教えてもらった。
学生と社会人では、時間の重みが全く違う。
OB訪問も、時間をとってもらっているので、「準備力」はやはり必要だな、と思った。
企業分析のやり方は?
就活と恋愛が似ているとよく聞くように、
最初は興味すらなかったのに、選考に進んでいくうちにその企業に惹かれていくことだってある。
一度受けてみて、自分の目で判断することも大切だ。
以下に、3つの企業分析のポイントを書こう。
・企業の推しポイントはどこか?
・外見「だけ」で判断しない
・必要な手段はたくさんある
1、企業の推しポイントはどこか?
企業には、「魅力因子の4P」というものがある。
Philosophy:理念、目的
People:人、組織
Profession:事業、仕事
Privilege:給与、人事制度
これは、企業の「色」であって、企業ごとにそれぞれ違う。
人には、それぞれ働く理由があって、
仕事にやりがいを求める人もいれば、お金を稼ぐことを目的としている人だっているはずだし、
どれが正解かいいかなんてない。
必要なのは「自分が働く理由はなんなのか」を明確にすること。
自分が働く理由と、企業の色がマッチしていればいいのだ。
2、外見「だけ」で判断しない
つまり、イメージだけで会社を判断するのは難しいということ。
今日の例で出てきてびっくりした事例を挙げよう。
「FUJIFILM」
という会社から、頭に思い浮かぶものはなんだろうか?
私は自分が持っているチェキ、写真関係しか連想できなかった。
だが驚いたのは、「化粧品関係」の事業も行っているという。
これは、カメラと肌の構造が非常に似ていることを発見したことから始まったそう。
自分の中のイメージ、外見だけではたどり着くことができない。
だからこそ、情報が必要となってくるのだ。
3、情報収集の手段は?
情報収集のやり方で、役立つ具体例がこちら。
・客観的な数字・・・IR資料、バフェットコード
・個人の意見・・・Twitterオープンワーク
・自力情報・・・OB訪問、面接情報
この3つを、バランスよく収集することが大切だ。
IR情報とは、投資家向けの資料で、
「経営計画」と「決算説明会資料」だけをみればよい。
過去の株価の動きに波があり、下がって上がってきている会社などは面白いと思う。
あとは、「どこに投資しているか」に注目してみてみる。
個人の意見と、自力情報については、上の「就活の仕組み」で述べた注意点を意識する。
「話者は誰か?」を意識することで、情報の質が変わる。
グループワークで学んだこと
この講義の後、グループに分かれて、実際に企業分析をし、プレゼンをした。
、、、想像以上に難しかった。(笑)
インプットだけでは、身につかないということを肌で感じた。
学んだこと
・企業の見方がやっと、わかった
・企業の深部の情報までとことん探ってみる
・プレゼンは、まず大枠のイメージを明確にする
・オンラインのグループワークなら、プレゼン作成は全員でできるGoogleスライドで
講義の後、自分たちで実際に企業分析に取り組んでみて、アウトプットをし、
他のグループの発表を聞くことで、ようやく「やり方」が理解できた気がする。
聞いてわかった気になるだけじゃ、身につかない。
また、グループワークでの気づきは、
私たちは5人のグループだったので、それぞれが違う情報を見て、まとめようとしたのだが、大枠のイメージを決めずに取り掛かったため、
最終的に振り返ると「無駄に見ていた部分」が多かった。
限られた時間の中で、いかに生産性を最大限まで持っていけるかが鍵になると思う。(これは今後どこでも必要)
それには「無駄」をとことん省くこと。
無駄を省いて、見るべき情報を整理できれば、あとは「どこまで企業を探究できるか」だと思う。
西島さんのフィードバックを聞いていて、
「へぇ〜!!」って思うような情報がどんどん出てきた。
これこそ「分析力」だって思った。
人材紹介のエージェントで、「若い人はあんまり信用できない」って言っていた意味が少しだけ分かった気がする。
西島さんのような社会人経験が豊富な方の情報量に、若い人材紹介のエージェントの人は敵わないはず。
今日1日を終えて
今日は本当に学びが多かった。
実は、今日の講義が始まる前の全体のアナウンスで、西島さんが
「この趣旨は、限られた時間の中で、できるだけ多くのことを吸収してもらいたいと思っている。ついてこられない人はそれでいい。どうせ同じ時間やるなら、とことん自分のためにやろう。」
っていわれていて、背筋が伸びた。
前回、情報量が半端じゃなくて、スピードがとにかく早く、ついていくのに必死だった。
でも、今日、この言葉を聞いて、「とにかく吸収しよう」って意識を変えたら、今日の情報量も半端なかったはずなのに、「たくさん学べた」って充実感でいっぱいだった。
結局自分のマインド次第だ。
この就活カレッジは無料なわけで、私たちはお金を払っていない。
それなのに、運営の人たちは私たちと同じ時間、このカレッジで生徒が少しでも多くの学びが得られるように携わってくれている、、
「早くてついていけない、」って言ってた先週の自分が一気に恥ずかしくなった。
講義が終わったのは18時だけど、キャリアセミナー受けてご飯食べて、
20時ぐらいから今日の学びとか整理して、こうやってnoteにアウトプットしてたらもう日付超えそう。
そう、同じ時間で人よりできないなら、時間外で頑張るしかない!(笑)
明日は最後。頑張るぞ〜〜〜
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