面接対策 〜就活カレッジday4〜
就活で避けては通れない「面接」。
人事は、一体何を考えて質問しているのだろうか?
ポイントは、質問の意図を知ることにあった。
面接でよく言われる質問についての、大枠のイメージはこう。
「自己PRをしてください」=やってきたこと+性格+思考
「学生時代に頑張ったことは?」=実績評価+地頭+センス
自己PRは、
自分自慢をしてくれってこと
大枠のあなたのタイトルを教えてってこと
思いっきり自慢して、自信を持って伝えるのがポイント。
ここで自信なさげにしたり、謙遜するのは違う気がする!
ガクチカは、
わかりやすい実績評価と、ロジックが通ってるかの地頭の良さ、
そしてガクチカとして、何をチョイスしたかのセンスが鍵。
ガクチカに必要なのは、
思考力+言語化力+自己認知力
・STARを用いて、「なぜその成果を上げることができたのか?」をわかりやすく伝えられるか
・チームの中での自分のポジション、役割は何だったかを自分でわかっているか(=自分を客観視できているか)
ここが鍵。
そして、自己PRにも、ガクチカにも言える重要なこととは
「自分のテリトリーに面接官を誘い込むこと」
そして、だいたい最初に聞かれるのが
「簡単に自己紹介をお願いします」
ここでポイントとなるのは、「突っ込んで欲しいところ」を並べること。
そう、種まきだ。
ここで言ったことしか面接官は聞いてこないので、自分が話したいエピソードを並べればいい。
校長の文を参考にして書いた、自分の文をここに書いておく。
佐賀大学農学部から参りました中谷優希と申します。
「人生を自分の手でデザインできる人を増やす」ことが私の人生でのビジョンです。
学生時代は、3年間ストリートダンス部に所属し、チームを組んでいたメンバー3人で日々の練習に打ち込みました。
また、3年次修了後、休学をして、文部科学省の”トビタテ留学japan”という奨学金をいただき、「オーガニック野菜」をテーマにオランダとドイツへ1年間のインターンシップ留学へ行っておりました。
本日はどうぞ、よろしくお願いいたします。
私が突っ込んで欲しいのはこの太字にした3つ。
実は、模擬面接で「2年間休学していて〜」と話してしまい、
「留学から帰ってきた後の1年間は何してたの?」
と聞かれてしまった。
就活の気分じゃなくて、って理由で休学を延長して、バイトして旅行に行ってた1年だったから話すことは特にないのでわざわざ「2年」休学してたことは言わないようにしようと、学んだ。
聞かれたくないことは言わなければいい。😉
自己紹介のポイントとしては
・1分、3分バージョンをそれぞれ作っておく
・何も言われなければ目安は1分半ぐらい
・最後に「〜〜。以上です。今日はよろしくお願いします。」で仕切る
・疑問形を一つ入れてみる(上級編)
最後のは、私のに入れるなら
「LOCKダンスってご存知ですか?」
みたいな感じ。(ちなみにダンスのジャンル)
そして私の自己PR。
「個」を大事にする力。「人は一人一人違う」という考えで、「当たり前、普通」という概念がないので、常に新しい視点から物事を見ることが出来る。
- 自分の「個」: 自分らしく生きるようになって、人生が変わった
- 他人の「個」: 多様な価値観に触れ、認め、尊重する大切さに気づいた
ようやく自分の中でここまでまとまってきた。
3月に書いた自分の自己PRと比べると、大きな違いだ。
ガクチカ①
・大学で入ったダンス部
・1年の頃のチーム編成で、親友と2人→もう1人加わり、3人に
・友人と私はうわべでの関係で、「3人」の関係もうまくいかない
・自分に素直な親友の行動を見て、自分の行動を変えた
・自己開示すると、友人もしてくれるように
・3人の関係性が格段によくなった
・結果、最後のコンテストで優勝できた
なぜそんなに頑張れたのか?
→ 今まで人間関係に苦労してきた経験があり、同じ思いをしたくなかったから
ガクチカ②
・3年次修了後、トビタテでオランダとドイツに1年間インターン留学
・自分の中での当たり前が通用しない
・自分の中の当たり前や固定概念をとっぱらい、枠を外す
・様々な角度から物事を見れるようになり、新しい発見、出会いが
・「多様な価値観を尊重し合う」文化の重要性に気づく
・「当たり前、普通」を疑うように
なぜそんなに頑張れたのか?
→ 今まで日本の「同調圧力」に違和感を持って生きてきた私にとって、こんなにも価値観に柔軟な環境が初めてで、とても「自分らしく」いられたから。
ペア面接
クラスのうちの1人と、ペアを組んで15分ずつ、30分の面接。
ペアを変えて2回実施。
私は、就活らしい面接を受けたことが一回しかなかったので、慣れておらず、何度かつまづいた。
ただ、一回目と二回目を比べると、二回目の方が話せるようになっていたのでやはり場数を踏むことは大事だと思った。
そしてもらったフィードバックがこちら
・自分らしさをアピールしていて、話し方でもそれが表現できていて良かった
・表情に強弱をつけることを意識してみる
・「自分らしく生きられるようになった」
前はこうで → こうなった 比較して話すとわかりやすい
ペアになってくれたまいちゃん、ななちゃんありがとう☺️
模擬面接
ペア面接の後は、5人ずつぐらいのグループに分かれて模擬面接を実施。
私のグループの面接官は、西島校長。
正直な感想。
「ボコボコに撃沈」
ボコボコになった原因は、「伝わる流れ」を無視したから。
(2日目に文章では整理したが、話す際での整理ができていなかった)
でも、ここでボコボコになれて本当に良かった。
西島校長、ボコボコにしてくださって、本当に感謝しています。
8分の模擬面接+5分間のフィードバック
たった15分だったけど、本当にすごい量の学びが得られた。
・面接は自分のテリトリーにうまく誘導できないと、普通に死ぬ
・暗記はしなくてもいいけど、言いたいことの流れはちゃんと覚えておく
・場数は大事
私は、誘導に思いっきり失敗した。
そのおかげで、突っ込んで欲しいところではない話でほぼほぼ終わり、話したいところは1割しか話せなかった。
話したい箇所を話せないと、本当にどうしようもなくなることがわかった。
「そこじゃない〜〜〜〜」って終始思いながらの面接で、ただただ苦しい時間だった。
最初の入りをちゃんと意識して、ここは暗記してでもいいから
自分のテリトリーにちゃんと誘導できるようにしないといけないと思った。
本当に誘導大事。
それと、私は面接で「暗記してきました感」を出すのが嫌、と言う理由で
まぁアドリブ的な感じで臨んでいた。
でも、これは「流れ」はきちんと覚えておく、と言うのが最低条件だって気づいた。
普通に考えたらそうだ。(笑)
クッキー焼く時に例えれば、何回も普通の手順で作ったことがあって、その上でアレンジが効く。チョコレート味とか、ナッツ入れたり。
(それか、レシピ見て作り方を最低限理解しているか)
でも、やっぱり実際にやってみないとわからないし、
いきなりやって成功する人もいるかもしれないけど、何回も基礎のクッキー作ったことがある人のアレンジの方が成功確率は高いし、美味しいはず。
私は流れすらちゃんと把握できていなかったおかげで、言いたいことのゾーン外の話をするようになってしまった。
限られている面接時間の中で、ちゃんと自分を表現するには、
どれだけ自分のゾーンでどれだけ話ができるかだと思った。
そう、自分がゾーンを把握しておかないと話にならない。
わざわざゾーン外に興味を持たせるような発言するのは効率的ではない。
あとは、やっぱり場数。
校長の面接が始まる前、心臓が飛び出てくるんじゃないかってぐらい緊張した。
2020年で一番緊張したかも
ペア面談もそうだけど、一回の面接で、こう、大事なことにたくさん気づけるし、
場数を踏めば少しでもブラッシュアップできると思った。
今日参加してみて、面接練習が、今一番私に必要なものだと分かった。
いろんなことに気付けたし、学びも本当にたくさんあった。
今日はカレッジ4日目で、最終日だったので、プログラムはこれで終了。
思うことはたくさんあって、伝えきれないので、別の記事にまとめて書こうと思う。
悩んでいる就活生、まだ就活はしていない3年生、
一度、私のこの就活カレッジの感想を読んでみてください。
https://note.com/yuki_granger/n/n7f46459f5c2e/edit
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