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写真で振り返るイベントレポート Minimalファンミーティング vol.2

2019年9月7日(土)19:00から渋谷TOCビル第1ビルで開催された Minimalのファンミーティング「¡Hola! Nicaragua! Vol.2」に参加させて頂きました。

結論からお伝えすると非常に良いイベントでした。スマホで撮影した写真をメインにしながら当日の様子をお伝えしたいと思います。

この記事の前半はMinimalとイベント内容の紹介でテキスト中心。後半は写真レポート、という構成になっています。


※ タイトル写真は、イベント会場のビルの1Fに貼られていたものです。ビルに入ってから迷いそうになったのですが、この案内のおかげでスムーズに進めました。手作りでの細やかな気遣いが素敵だなと思いました。


Minimalについて

「チョコレートを新しくする」のビジョンを掲げ、「Life with Chocolate」というミッションを通じてBean to Barのクラフトチョコレートを提供されています。とても美味しいです。

自分はチョコレートの価値観がアップデートされました。

Bean to Barを訳すと「豆から板へ」という意味になるそうで、カカオ豆をそのままチョコレートにされています。

一般的な、ミルクや砂糖や香料を加える「足し算」のチョコレートではなく、カカオ豆本来の味をそのまま引き出す「引き算」のチョコレートを作っていらっしゃいます。

そのため代表の山下貴嗣さんは1年のうち数ヶ月はカカオ豆の仕入れや、現地のカカオ豆の農家への訪問を何年もやってらっしゃるそうです。

2019年9月現時点で、東京の5店舗とオンラインショップを中心に展開されています。

店舗は「富ヶ谷本店」「銀座 Bean to Bar Stand」「銀座 Bean to Bar Stand」「東武池袋 Metro Kitchen & Store」「Minimal The Baking 代々木上原」です。

代々木上原店はガトーショコラ専門で、Makuakeでクラウドファンディングをされていた事も記憶に新しいです。

店舗では試食ができます。定番から新作まで好みに合うものを探せるので楽しいです。店舗のKPIにお客様の試食回数も設定されているそう。

プレゼントやお土産にもおすすめです。

オンラインショップでは「カカオツアー」サブスクリプションサービスも始まっています。送料無料です。一押しのチョコレートが3枚セレクトされて届きます。「今」おすすめの旬のチョコレートが届くのは非常に嬉しいサービスだと感じました。



ファンミーティング「¡Hola! Nicaragua! 」

Holaはスペイン語で「こんにちは」「やぁ」などの意味で「Nicaragua」はニカラグア共和国ですね。

つまり「こんにちは!ニカラグア共和国!」というような意味。ニカラグアは中央アメリカ中部に位置しスペイン語を使います。

ニカラグア共和国(ニカラグアきょうわこく、スペイン語: República de Nicaragua)、通称ニカラグアは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面している。また、カリブ海にコーン諸島やミスキート諸島を領有している。首都はマナグア。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ニカラグア

なぜにニカラグアなの?については山下さんのnoteに、ファンミーティング「¡Hola! Nicaragua! Vol.1」の様子と共に詳しく書かれていました。

「なぜ今Minimalにおいてニカラグアが熱いのか?」という事をお伝えしました。
中米の最貧国の一つであるニカラグアは18年4月貧困から政府への不満が高まり反政府デモが拡がり、一時的に在ニカラグアの日本人の国外退去命令が出たほど。
そんなニカラグアにおいてカカオ農家の収入を高めるODA(政府開発援助)案件を実施して、広くカカオ農家収入向上に寄与していくという目的の調査をJICAから受託して、国の使節としてニカラグアに入りました。

ニカラグアのカカオ農家の収入を上げるODA案件を通して、農家の収入向上に寄与されるためなのですね。


では、今回のイベント内容については、予約ページから引用させて頂きまたいと思います。

Vol.1では5月に訪れたニカラグアの報告やご質問をいただいての対話、持ち帰ったばかりのカカオ豆を使ったサンプルのチョコレートの食べ比べ、また現地のチョコレートドリンク「ピノリージョ」やカカオリキュールをご提供して、ざっくばらんにレポートをお楽しみいただきました。ご質問では現地の治安や食生活、農家さんの暮らしぶりといった話から、私たちが訪問した農家さんへの技術的なレクチャーやチョコレート作りのワークショップ、農家さんの支援で何ができるのかなど幅広くご質問をいただきました。

今回Vol.2では、7月に再度訪れたニカラグアの報告を中心に行います。前回5月に持ち帰った豆からサンプルのチョコレートをつくって品質評価を行い、今回7月にチョコレートを持って5地域の農家さんを訪れ、一緒に食べながら評価の共有やすり合わせ、品質を上げるためのポイントについての話し合いなどを行いました。

今回のイベントでは、7月に産地に持ち戻ったチョコレートをご用意し、農家さんと行なったのと同じように食べながら評価をしたり、またその時の農家さんとの様子などをレポートしたいと思います。Minimalとしては初めて女性スタッフ2名が産地に出張をしているのですが、その2名がイベントのスピーカーとして登壇予定なので、Vol.1とは内容も雰囲気もまた違うファンミーティングをお楽しみいただけると思います。
https://coubic.com/minimal/606198/express?selected_slot=10109750

ファンミーティングの参加は初めてでした。しかしイベントの作り方が丁寧で初めてでも非常に楽しめました。

なぜMinimalがニカラグアのカカオ豆の農家を支援しようと考えているか、どのように日本に良いチョコレートを広げたいと考えているのかなどの思いが伝わるイベントでした。

現地の様子などをスライドや動画を通して、イベント参加者とMinimalの方達が笑い合いながらイベントを楽しむ、そんな内容でした。

それでは当日の様子を振り返りたいと思います。少し遅れて参加したので、途中からの内容となりますがご容赦ください。スマホで撮影した写真中心にどうぞ。


ニカラグアとの取り組み

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ニカラグアではじめてのクラフトチョコレートメーカーの「MOMOTOMBO」を会場の皆にをお土産にいただきました。カカオ90%で非常にボディのあるチョコレートという印象です。

この時は山下さんがMinimalとニカラグアとの関係性などについてお話されていたようでした。

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山下さんが来ているTシャツはニカラグアのビール『トーニャ』だそうです。シェアが98%あり、みんなこのビールを飲んでいるそうです。バドワイザーのような味とのこと。残りの2%は『ビクトリア』で、どちらも同じメーカーから出ていて、シェア100%というような話をされていました。

この話で会場が笑いの渦に。


ニカラグアの現地の様子

山下さんからバトンタッチして、普段は銀座店にいらっしゃる亀井さんからのお話です。ちなみに今回の訪問は3人(山下さん、亀井さん、村本さん)で行かれたとのことでした。

Twitterでは「ニカラグアンTV」という現地からの動画レポートもされたていたとのことです。

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スマホで後ろから撮影していたので、少し画質が粗いです。ごめんなさい。。。

Minimalに入社されて4〜5年ほど。カカオ豆の現地にはこれまで行かれたことはなく、その現地の事を知りたい思い、今回の訪問メンバーとし参加されたとのことです。行動力が素敵だなと思いました。

スライドに動画を埋めてくださっていたので、会場では現地の様子がかなり伝わりました。訪問の3日ほどまえにカメラを買われ、現地でマニュアルを読みながら、撮影と編集を続けられていたそうです。すごいですね。

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同じ場所で撮影されたそうですが、全然違いますね。

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山道を進むので、かなり激しい道が続きます。

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ニカラグアならではの渋滞。動物が通り過ぎるまで車は止まります。こういうのは現地に行って初めて体験できることですね。

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動画では、道が急に途切れ、水面が広がる景色に。農家を訪問するには、川を超えるしか無いようです。意を決して車で川を進みます。すごい行程ですね。

このような環境がニカラグアのカカオ豆の農家の方たちの現状を表していると感じました。豆を運ぶまでも相当大変なんだと思いました。

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急な豪雨が降り注ぎます。カカオ豆は赤道周辺が産地になるようで、熱帯、雨季などの環境も現地に行くことで体感できるんだなと。動画ではすごい雨でした。

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かなり大変な行程を超えて、やっとカカオ豆のもとに。動画からは感動の声が聞こえました。

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農家の方に、カカオを割って、生のカカオを食べさせてもらったとのことでした。新鮮な生のカカオは現地でしか食べられないそうです。

「取れたてのカカオを食べたいという思いもあり、ニカラグアに訪問して現地の香り、温度、感触を、実際に体験ができ貴重な経験になった。カカオ豆ってこんなに遠から届くんだ。農家さんには感謝しかなかった。日本でとても大事に食べようと思った。」

現地のレポートを通じて、最後にお話されていたことが印象的でした。


Minimalでは現地で手に入れた豆を日本に持ち帰り、チョコレートを作って実際にテイスティングをされるそうです。そして数ヶ月後に現地へ訪問し、農家へのフィードバックをされています。

ただ食べるのではなく、どのようにカカオ豆を評価するか、そして今回の訪問で農家の方へどのようにフィードバックをされたか。会場では実際のテイスティングを通して、MInimalの考え方を体験します。

一旦今日はここまでです。この続きは次回のnoteでご紹介させて頂きますね。

お読み頂きありがとうございました。

🍫

追記 2019/9/9
レポートの続きを公開しました。


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