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自然の中で、ものづくりを感じるクラフト展 #工房からの風

2019年10月19日(土)、20(日)の2日間、千葉県市川市のニッケコルトンプラザ屋外会場で開催された「工房からの風 2019」に遊びに行きました。

このイベントは野外クラフト展。陶芸、染色、木、革、金属、ガラス、キャンドル、珈琲、お酒など、様々な作家さんと作品が一同に集まります。

2000年から開催され今年で17回目だそう。過去に何回か来訪し、いつもきれいな作品に出会えた事を覚えています。自然に囲まれた静かな雰囲気のクラフト展。

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会場について

ニッケコルトンプラザはショッピングモールです。その屋外に小さな社を囲う、小さな森があります。「ニッケ鎮守の杜」と呼ばれているそう。

昭和の初期。
毛織物工場に、神宮社が建立されました。
楠(クス)や椎(シイ)といった高木が、お社を囲み、緑の杜が生まれました。

昭和の終わり。
毛織物工場からショッピングセンターと変わったこの土地に、
変わらず神宮社が残りました。
高木の緑はそのままに、隣接する空間は、
芝公園になったり、洋風ガーデンになったりしながら、
行き交う人々の静かな憩いの場としてあり続けました。

16時少し前に訪れました。少し日も落ち始め、木々にあたる光が柔らかく差し込んでいました。自然の中の風が、柔らかに吹いて気持ち良かったです。

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真ん中の小さな社を囲うように、クラフト作家さんの作品が並べられていました。自然の中で、手造りの作品に触れられるのが魅力だと思いました。

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竹でドーム作るワークショップもやっていたみたいです。ちょっと参加したかった。

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個人的に気になった作家さん

約50の作家さん達が出展されていたそう。個人的に好きな雰囲気の、作品を出展されていた方がお2人がいらっしゃいました。(もちろん、他の作家さんの作品もとても素敵でした)


①「中村理木工所」さん

大分から来られた作家さん。「木と漆のランプ」や「竹と漆の弁当箱」などを、漆(うるし)を1ヶ月ほど丁寧に時間をかけて重ね塗りされた作品を出されていました。16回ほど重ね塗りされるそう。

手元に届いた後にも、木と漆が馴染んで行き、年月をかけて味が出てくるそうです。とても美しかった。

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②「陶磁 笠原りょうこ」さん

繊細な色合いの美しい、焼締めの碗や鉢、壺などの陶磁を出展されていました。土の香りがしそうでした。食材が載ると美しいだろうなと感じました。

焼締め
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%84%BC%E7%B7%A0%E3%82%81

焼締め(やきしめ)は、釉薬をかけず高温で焼成した陶器である。「やきじめ」とも発音する。また、正式には締焼きという。

スリップウェアの陶器も、普段使いには好きなのですが、笠原さんの作品は自然を感じる凛とした器で、すごく良いなと感じました。美しいです。


終わりに

千葉県市川市のクラフト展。1年に1度だけ。こういうイベントはとても素敵だなと感じました。ものづくりをされている作家さんに敬意の気持ちも出ました。

美しいも作品を身の回りに置いて、暮らしたいなと思えました。素敵なイベントありがとうございました。

「工房からの風」はnoteも始められたそうです。これからも楽しみです。


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