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しーさーキッズ、Italyへ行く_2023/08/27

Go to Italyという人のLINEスタンプが好き。


アジア人っぽい少年が「みみずの顔」「平手打ち みさき」「最悪ヤン骸」とか言ってるだけのスタンプ。

外国人が作ってると思うんだけど、日本語を理解してるのかしてないのか絶妙に分からない。

ゆえに、愛おしい。





「しーさーキッズ(SSK、しさキ)」という言葉が、文房具界隈にある。

文房具系YouTuberのしーさー(以下、敬称略)の信者で、彼が紹介した文房具しか使わない人を指す。
代表的なのが野原工芸だろうか。

ただ"そういう人"を指しているだけなら何の問題もないのだが、この言葉には明らかに侮蔑の感情が含まれている。

しーさーにも野原工芸にも、もちろん対象者にも失礼だろ!!と思う。


これは、彼が人気であるあまりに逆張りをしたい、ひねくれオタクが使う言葉だ。

要するに「しーさー見てるやつはミーハーでにわか。しーさーを好きじゃない俺たちは異端で真の文房具好きだ!」という、マイノリティゆえのイキり。

一方、彼の紹介する文房具はやや偏っている(万年筆や廃番品、筆記具以外の文房具はほぼ紹介しない)から、「どうして俺たちの好きな文房具を紹介してくれないんだ!」という気持ちもあるだろうことは理解できる。

マイノリティ(異端)であることの優越と、マジョリティでないことへの嫉妬。
それが「しーさーキッズ」という侮蔑語の本質である。


もちろん(おそらくしーさーのせいで(「せい」という表現は適切でない。彼が有名になったおかげで文房具好きも増え、そのうちの一部があまり良くない行動(転売、文房具を買うために親の金を盗むなど)をしているというだけ。分母が増えたから分子も増えただけで、そういう事件は以前から存在はしていたと思う))文房具界隈の治安が悪くなっていくのは解せない。
けれども、しーさーをきっかけに文房具を好きになるなら、それは歓迎すべきことであろう。

むしろ、彼が紹介しない文房具を初心者に薦めてみるとか、そういうのがベテラン文房具オタクに求められる気質なのではないだろうか。





始業式まで1週間を切っているだと⁉

聞いてないぞ!(聞いてる)

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